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Jizwf (会話 | 投稿記録)
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== 「ごまかす」の語源説 ==
「誤魔化(ごまか)す」とは、不利益を被らないように取り繕うという意味だが「護摩」が語源という説がある。「ごまかす」の「護摩の灰」の「ごま」に「だまかす」あるいは「まぎらかす」の「かす」がついたものとする説である<ref name="atejinoomoshirozatsugaku_p30">フリーランス雑学ライダーズ編『あて字のおもしろ雑学』 p.30 1988年 永岡書店</ref>。「護摩の灰」とは旅人の道連れに金品を盗み取る者をいい、江戸時代にただの灰を高野聖の装束を身に着けて[[空海]](弘法大師)の護摩の灰と称して偽物を売り歩く者がいたことに由来する<ref name="atejinoomoshirozatsugaku_p16">フリーランス雑学ライダーズ編『あて字のおもしろ雑学』 p.16 1988年 永岡書店</ref>。なお、他説として「ごまかす」は「胡麻菓子」の動詞化であるとする説もある<ref name="atejinoomoshirozatsugaku_p30"/>。
{{出典の明記|section=1|date=2012年1月}}
「誤魔化(ごまか)す」とは、不利益を被らないように取り繕うという意味だが、「護摩」が語源という説がある。この言葉は江戸時代以降から見られる言葉であるが、これはただの灰であるのに、[[空海]](弘法大師)の修法した護摩の灰と称し偽って売り歩いた輩が横行したことから、「紛(まぎ)らかす」と同じ接続詞である「かす」がついて「誤魔化す」となったという説である。しかし、「誤魔化す」の語源はこの説以外にも、(1) 護摩木は火にくべるため何が書いてあったか分からないから『護摩化す』、とか、(2) 「[[ゴマ|胡麻]]菓子(ごまかし)」の中が空洞になっていることから、や、(3) [[ゴマ|胡麻]]をかければ不味い[[菓子]]の味がごまかせるから、という説もある。
 
== 脚注 ==