「機動戦士ガンダム C.D.A. 若き彗星の肖像」の版間の差分

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『'''機動戦士ガンダム C.D.A. 若き彗星の肖像'''』(きどうせんしガンダム Char's Deleted Affair わかきすいせいのしょうぞう)は、[[北爪宏幸]]の[[漫画]]作品。[[角川書店]]の[[ガンダムシリーズ]]専門[[ガンダムエース]]創刊号から休載を挟みながら連載された。
 
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== 概要 ==
アニメ『[[機動戦士ガンダム]]』のキャラクターである[[シャア・アズナブル]]を主人公に、後にクワトロ・バジーナとして[[エゥーゴ]]に身を投じる事になる[[シャア・アズナブル]]までの[[一年戦争]]終結から[[グリプス戦役]]までにかけての空白の7年間を、主に[[ハマーン・カーン]]との関係に主軸を置いて描いた作品。『[[機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY|0083]]』『Z』『ZZ』『逆襲のシャア』の登場キャラクターやメカニックも一部登場しており、時間軸のつながりを感じさせる構成となっている。本作は劇場版『機動戦士ガンダムIII』から繋がる形で描かれており(『[[機動戦士Ζガンダム]]』が劇場版『機動戦士ガンダム』を正史としている)、冒頭で[[マ・クベ]](TV版では劇中で戦死)が登場する事からもそれが伺える。
 
作者の北爪は『機動戦士Ζガンダム』『[[機動戦士ガンダムΖΖ]]』『[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア|逆襲のシャア]]』に作画・キャラクターデザインで関わっており、『ガンダムエース』誌に連載された『[[機動戦士ガンダム THE ORIGIN]]』や『[[機動戦士ガンダム エコール・デュ・シエル]]』と並ぶ看板作品となった。作者は当初『機動戦士Ζガンダム』の漫画化を依頼されたが、それならば空白時期を自分の解釈で書いてみたいとしてこの作品が誕生することとなった。ハマーン・カーン役の[[榊原良子]]も本作を評価しており、劇場版『[[機動戦士Ζガンダム#劇場版|機動戦士Ζガンダム A New Translation]]』のキャラクター作りに役立ったという。
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== あらすじ ==
[[ア・バオア・クー]]で[[ザビ家#キシリア・ザビ|キシリア・ザビ]]を射殺して[[ザビ家]]への復讐を果たしたシャアは、亡き[[ララァ・スン|ララァ・スン]]の思念の導きによって[[ザビ家#ゼナ・ザビ|ゼナ]]、[[ザビ家#ミネバ・ラオ・ザビ|ミネバ]]母子の脱出行に同行、小惑星[[アクシズ]]へと向かう。そこでアクシズの指導者[[機動戦士Ζガンダムの登場人物#マハラジャ・カーン|マハラジャ・カーン]]と、その娘で[[ニュータイプ]]の資質を持つ少女[[ハマーン・カーン|ハマーン]]と出会う。
 
一方、アクシズ内ではマハラジャら穏健派とエンツォ率いる武闘派との派閥抗争が激化、マハラジャを支持するシャアとエンツォに祭り上げられたハマーンとの間に亀裂が生じていく。やがてジオン共和国に出向くことになるシャアだがその最中、指導者のマハラジャが倒れ…。