「段組」の版間の差分

またCSSによる場合には、floatプロパティで回り込みを設定することで実現するものと、positionプロパティで各ボックスを絶対配置することで実現するものの2種類がある。いずれの方法を用いるかは場合により異なる。例えば絶対配置による方法では、HTMLを記述する上で内容の配置順序が自由になることが回り込ませるボックスを先に記述する必要がある回り込みによる方法よりも優れているが、場合によっては後続のボックスに重なって表示されるおそれがある<ref name="ofuji" />。
 
2012年現在ではCSS対応ブラウザの普及が進み、W3C標準にも従っているため非視覚系Webブラウザ等に対してもユーザビリティの問題少ないため、例えばGoogleやYahoo!、その他かつてはテーブルレイアウトを用いていたサイトもCSSにより段組を行うようになるなど主流になっている。一方でWebブラウザの[[バグ]]や仕様、各人の閲覧環境の違いからの影響がテーブルレイアウトよりも大きく、表示の乱れが比較的起きやすい。特に画像を配置した場合にこの傾向が顕著となる。
 
他方、(出版物と同様の)本来の段組のWebブラウザ上での実装についても模索されてきた。Webブラウザの幅は出版物とは異なり多くの場合可変である点が異なる。(本来の)段組をWebブラウザ上でもデザインのためのものと同じくテーブルやCSSを用いて擬似的に表現することも可能だが、製作時に1列コンテンツをいくつか行数セル文字数を均等ブロックレベル要素調整するようにす分ける必要があるためマークアップの観点から見ると本質的ではなく、い。また出版物とは異なりWebブラウザ1列行数や文字数多くの場合可変均等に自動調整はされず、手動適宜調整す必要異なる。
 
かつてはNetscape 3.xおよび4.xに段組用に独自拡張要素multicolが実装されたことがあり、これを用いて製作されたWebサイトは(対応Webブラウザでは)各列の文字数などが自動的に均等に調整されて表示されるが、見栄えを表現する要素であった点がHTMLの理念にそぐわなかっためか正式HTML仕様には取り込まれず、後継となった[[Netscape (Mozillaベース)|Netscape6.x]]以降や[[Mozilla Firefox]]でも対応していない。ただし[[ジャストシステム]]が開発し、2012年現在は開発停止状態の[[JustView]]には独自に縦書き表示機能も加えmulticolを実装していた。
 
また草稿段階であるCSS3ではMulti-column moduleとして段組用のプロパティが用意されており、[[Opera]]11以降で先行実装としてMulti-column moduleに対応している。[[Mozilla]]ベースのWebブラウザや[[Safari]]や[[Google Chrome]]など[[KHTML]]ベースのWebブラウザにおいても独自拡張プロパティとして実装されているが、他の先行実装プロパティ同様に将来プロパティの変更が行われる可能性もある<ref>[http://www.mozilla.gr.jp/standards/webtips0001.html Mozillaの独自拡張CSSは使わないでください] Web標準普及プロジェクト</ref>。
 
== 脚注 ==
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