「内丹術」の版間の差分
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内丹術は一般に'''静'''かに心を落ち着けて[[坐禅]]のような静的姿勢で修煉を行う。これを「静功」と呼ぶ。心と体は静かで、気は動いていなければならないとして「外静内動」という。静功は心を静かにさせ意念を高めやすいが、気を強化することは難しい面がある。一方、身体を'''動'''かすことを主体とする気功や導引は、動作によって内気の運行を促進する。筋骨は精気から形づくられたものであり、経絡を構成して気血を流通させる。筋骨を鍛えることは精気を強め、肢体を動かすことは経絡をよく開いて気の疎通をはかどらせる効果がある。この時、体は動いても心は静かであることを求めるので「外動内静」という。静を主体とする功法と、動を主体するものは単独では不足する面があり、両者を修煉することで効果を高めることができる。陳泥丸の丹書『翠虚篇』は、動中に静を求めて、静中には為すこと有り、として動静を共に行い掌握することを説いており、内丹術での「'''動静結合'''」を要求している<ref>{{Cite book |和書 |author=马济人 |year=1992 |title=実用中医气功学 |publisher=上海科学技术出版社 |isbn= |isbn=7-532-32720-5}}</ref>。
「道」とは気の根源であり、「気」を媒介にして道は感じ取るものとしており、「道」とは「'''[[自力]]'''」で究めていくものであるとして、禅や気功の修行と同様に[[信仰]]は必要とされていない<ref>{{Cite book|和書|author=福永光司 |year=1999
== 脚注 ==
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