「南海9000系電車」の版間の差分

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前面デザインについては、同系列と同様外周部にFRP製の縁飾りが設けられたが、同時期に設計された[[南海10000系電車|10000系]]のデザインに呼応して左右の妻窓の高さが屋根近くまで拡大され、いわゆる額縁スタイルとなっている。車両番号は運転台上部の窓内部にバックがダークグリーンに塗装された上で表記された。もっとも、左右の腰板部に配されたシールドビームによる前照灯や尾灯、それに貫通路上部に設置された行先表示幕などの形状・配置は8200系から何ら変更されていない。また、[[踏切事故]]対策として[[排障器|スカート]]が装着された。
 
高野線用ステンレス車が無塗装であったのに対し、本系列は南海本線用であり、誤乗防止の観点から一般車の腰板部に塗られていたのと同じグリーンの着色フィルムによる識別帯が前面と側面の窓下に貼付された。これは[[1993年]]に[[関西国際空港]]開港に伴う新[[コーポレートアイデンティティ|CI]]戦略による塗装変更でオレンジとブルーの色帯を貼付するように改められ、比較的短期間に終わっている。側面では帯が入る位置が下がった事により旧帯の剥離跡が目立つ。この際に「NANKAI」のロゴ文字の[[フォント]]が変更され、前面窓内の緑色も黒色に変更された。
[[画像:Nankai9000keisyanai.jpg|thumb|right|240px|クハ9501形の車内]]