「ベイジアンネットワーク」の版間の差分

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因果的な特徴を有向グラフ(矢印を用いたリンク)によるネットワークとして表し、その上で確率推論を行うことで、複雑でかつ不確実な事象の起こりやすさやその可能性を予測することができる。これまで蓄積された情報をもとに、起こりうる確率をそれぞれの場合について求め、それらを起こる経路に従って計算することで、複雑な経路を伴った因果関係の発生確率を定量的に表すことが可能となる。ベイジアンネットワークでは、経路については、循環するような経路は扱わず、非循環有向グラフ(Directed Acyclic Graph)のみを扱うことができる。
 
有向グラフを用いずに[[無向グラフ]]で表現する方法は、[[{{仮リンク|マルコフ・ランダム・フィールド|en|Markov random field|label=マルコフネットワーク]]}}(Markov Network)と呼ばれる。
 
ベイジアンネットワークにて全ての問題が解けるという訳ではなく、解けない問題の例も提示されているが、今後の基礎的研究により少しずつ適用範囲は拡がるものと予想される。