「スコットランドの国旗」の版間の差分

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X十字に言及した最古の史料は12世紀のものであり、それによると8世紀にフングス王により制定されたとされている<ref>[[#スミス|スミス]] p 182</ref>。一説によると、809年<ref name="英王室公式サイト">[http://www.royal.gov.uk/MonarchUK/Honours/OrderoftheThistle.aspx 英王室公式サイト]</ref>、スコットランド系であるピクト族の王フングスが、[[イングランド系]]のウェスト・サクソン王アセルスタンに攻められた。援軍に駆けつけたスコットランド王アカイウスは戦いの前夜、光り輝く聖アンデレ十字の夢を見て、これを吉兆だと感じた。そして、翌日の戦いはスコットランド側の圧勝だった。このことに感謝し、フングスはセント・アンドリューの寺院を建立すると共に、セント・アンドリュー・クロスを自らの象徴とした。一方アカイウスは、セント・アンドリューに因んだ勲章(後の[[シッスル勲章]])を制定した<ref>[[#君塚|君塚]] p 250</ref>。
 
当初は色が定まっていなかった。その理由は、[[聖ゲオルギウス十字|セント・ジョージ・クロス]]のような普通の十字とは明らかに異なるX十字は当時珍しかったため、色が区々でも他の国との識別が出来たからであるとされている。例えば、赤いX十字が[[聖パトリック十字|セント・パトリック・クロス]]として[[アイルランド]]の国旗となるのは16世紀である。十字の色が始めて統一されたのは1385年で、兵士に対して衣服に白のセント・アンドリュー・クロスを表示するよう命令がされた。この命令では、白い衣服の場合は十字の周囲を黒にすることとされた。そして、地の色が青と決められたのはそれより更に後の17世紀であった。<ref>[[#スミス|スミス]] p 182</ref>
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== ユニオン・フラッグ ==