「キセノン」の版間の差分

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== 用途 ==
[[キセノンランプ]]に封入されたり、[[イオンエンジン|イオン推進エンジン]]の推進剤に使用される。また[[断熱]]性能が空気よりも高いため[[複層ガラス等の]]に封入する断熱材としても有効である。
 
[[麻酔]]作用を有するため、一部病院では試験的に導入されている。ただし純粋なキセノン自体が高価なこともあり、一般にはまだ普及していない<ref>http://www.med.teikyo-u.ac.jp/~anestuih/Xenon/Xe-Anesthesia.html</ref>。
 
キセノン135は[[中性子]]を吸収する能力(中性子吸収能)があり、[[原子力発電]]の分野では「毒物質」(原子炉の制御を難しくする物質)として働く。核分裂生成物として発生したキセノン135による[[キセノンオーバーライド]]は[[原子炉]]の制御に大きな影響を与える。地下核実験では時間が経つにつれて大気中にキセノン133が放出されるので実験の成功・失敗の判断の一部にキセノン133の大気中への放出を調べることがある。
 
XMASS検出器では、[[ダークマター]]を検出するために-100 {{℃}}の液体キセノンで満たしたセンサーが用いられる。ダークマターがキセノン原子核と衝突して放つシンチレーション光を光電子増倍管で補捉する仕組みで、東京大学の神岡宇宙素粒子研究施設で2011年春から稼動予定である<ref>http://www-sk.icrr.u-tokyo.ac.jp/xmass/index.html</ref><ref>http://www.yomiuri.co.jp/space/news/20100212-OYT1T00164.htm</ref>。
 
== 化合物 ==