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'''東北野球企業株式会社'''(とうほくやきゅうきぎょう、[[1972年]] - [[2002年]])は、かつて[[宮城県]][[仙台市]][[青葉区 (仙台市)|青葉区]]に本社を置いていた[[プロ野球]]公式戦の興行専門会社
== 沿革 ==
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=== ロッテの準本拠地化 ===
折りしも
ロッテは翌1973年から[[プロ野球地域保護権|保護地域]]を東京都に置いたまま、宮城球場を準本拠地とし公式戦26試合を開催。東北野球企業が勧進元となって全試合の興行を取り仕切った。その他の主催試合は[[首都圏]]にある他球団の本拠地などを使用した。<ref>首都圏では[[後楽園球場]]、[[明治神宮野球場]]、[[川崎球場]]で開催した他、宮城や首都圏以外でも[[静岡市]]の[[静岡県草薙総合運動場硬式野球場|草薙球場]]や[[京都市]]の[[京都市西京極総合運動公園野球場|西京極球場]](現:わかさスタジアム京都)で開催した。</ref>
=== ロッテの本拠地化 ===
同年12月の実行委員会で、ロッテの保護地域を暫定的に宮城県へ移転することが承認され、宮城球場は翌[[1974年]]から正式な本拠地となったが、球団事務所や合宿所などの諸施設は東京都に置いたままで、試合の開催方法も前年同様だった。
ロッテは同年、[[1974年のパシフィック・リーグプレーオフ|プレーオフ]]を制してリーグ優勝を果たしたものの、[[中日ドラゴンズ]]との[[1974年の日本
ロッテはその後[[1977年]]までは宮城球場を本拠地とし、年間30試合前後(ピーク時の1977年は38試合)の主催公式戦を開催した。ただ、この間も首都圏の他球団本拠地も併せて使用しており、開催方式は5年間ほぼ変わらないまま。特に1976年以降、宮城球場で開催され
=== ロッテの本拠地撤退後 ===
ロッテは
また、[[読売ジャイアンツ]]、[[横浜DeNAベイスターズ|横浜ベイスターズ]]、[[東京ヤクルトスワローズ|ヤクルトスワローズ]]、[[埼玉西武ライオンズ|西武ライオンズ]]などによる主催公式戦の興行も取り扱った。[[1992年]]には本拠地球場以外では初開催となった[[1992年のオールスターゲーム (日本プロ野球)|オールスターゲーム]]第3戦の興行も扱っている。
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=== 解散後 ===
[[2003年]]
2004年のシーズン終了後、宮城球場を本拠地とする新球団として[[東北楽天ゴールデンイーグルス]]がNPBへ参入。同球場は都市公園法に基づく管理許可制度により、同球団の運営法人である楽天野球団が、宮城県から管理業務を受託して運営管理を行う体制に移行した。
== 関連書籍 ==
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== 関連項目 ==
* [[平和台野球場#ライオンズ撤退
: [[埼玉西武ライオンズ|クラウンライター・ライオンズ]]の本拠地移転後の[[平和台野球場]]における、プロ野球公式戦の開催を目的に設立された会社。但し同社も[[福岡ソフトバンクホークス|ホークス]]の平和台球場への本拠地移転に伴い閉鎖している。
* [[北九州市民球場#歴史|北九州野球]]
: [[北九州市民球場]]の施設管理や、同球場で開催されるプロ野球公式戦の興行を担当する会社。
== 脚注 ==
<references/>
{{河北新報社}}
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