「小正月」の版間の差分

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この日の朝には[[小豆粥]]を食べる習慣があった。古くは『[[土佐日記]]』や『[[枕草子]]』などにも、小正月に小豆粥を食べたことが記されている。現在でも[[東北地方]]の農村などに、[[左義長]]の前に小豆粥を食べる習慣が残っている地域がある。これらの地域では、元日から小正月の期間中に小豆(あるいは、獣肉を含む赤い色をした食品全般)を食することが禁忌とされている場合が多い。
{{seealso|小豆粥}}「まゆだま」をつくって養蚕の予祝をおこなったり、「道具の年越し」とし農具のミニチュアをこしらえ豊作を祈願する習慣が残っている地域もある。
韓国では正月15日に洞祭(村落祭)が祝われ、農・漁・山それぞれが独自の陰暦の正月を祝う風習が残っている地域がある。
 
[[年神]]や[[祖霊]]を迎える行事の多い大正月に対し、小正月は[[豊作]]祈願などの[[農業]]に関連した行事や[[家庭]]的な行事が中心となる。本来は[[人日]]まで竈を休ませるはずの松の内に、忙しく働いた[[主婦]]をねぎらう意味で、'''女正月'''という地方もある。