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{{Otheruseslist|音声記録方法|[[クラムボン]]の楽曲|クラムボン|[[ユニコーン]]の楽曲|シャンブル}}
'''サラウンド'''([[英語]]:''Surround'')と:surround)[[音声]]の記録再生方法のひとつである。モノラル(1.0ch)、[[ステレオ]](2.0ch)音声よりも多くの[[チャンネル]](2.1ch以上)を有する。
 
一般的には単にサラウンド、或いはサラウンド音声という言い方がされる。
 
一般的には単にサラウンド、あるいはサラウンド音声という言い方がされる。
 
== 歴史 ==
=== 映画館 ===
臨場感のある音響を再生するため、[[映画館]]などでは比較的古くから導入されている([[ウォルト・ディズニー・カンパニー|ディズニー]]の『[[ファンタジア (映画)|ファンタジア]]』({{和暦|[[1940}}年]])など)。[[1950年代]]に登場した超大作の[[70ミリ映画]]では5.1chサラウンド音響が普通であり、ごく一部の[[35ミリ映画]]では4.0chサラウンド映画が製作された。{{和暦|[[1977}}年]]、アナログ方式の[[ドルビー#映画のアナログサラウンド記録再生方式|ドルビーステレオ]]を採用した『[[スター・ウォーズ]]』が巨大な成功を収めると[[アメリカ映画]]の多くはサラウンド音響を採用するのが普通となった。日本の映画界では音にお金をかける習慣がなく、普及は大きく遅れた。
 
{{和暦|[[1993}}年]]にデジタル圧縮技術を使った[[デジタル・シアター・システムズ|DTS]]方式が『[[ジュラシック・パーク]]』で採用されると、映画館の音質に対する注目度が高まることになる。
 
=== 家庭用 ===
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== チャンネル数の記述 ==
現在では、サラウンドのチャンネル数は通常「5.1ch」「7.1ch」などと記述される。通常のスピーカは1chで1とカウントし、超低音域再生専用のスピーカー([[サブウーファー]])は、通常のスピーカの再生帯域と比較して狭帯域であるという意味で1chで0.1とカウントする。ただし、これらの数値は厳密な意味でのスピーカとサブウーファーの帯域幅の比を示してはいない点に注意が必要である。
ただし、これらの数値は厳密な意味でのスピーカとサブウーファーの帯域幅の比を示してはいない点に注意が必要である。
 
=== 低域効果音(LFE) ===
超低音域専用のチャネル(前述の0.1ch)1ch)から出力される音を低域効果音('''LFE''':Low-frequency effect)と呼ぶ。
 
== ドルビーデジタル ==