「バイト (情報)」の版間の差分

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本来バイトとは、欧文文字1字分の文字コードを表現するために用いるビット数のことをいい、扱う文字種や、あるいは[[ワード]]サイズをいくつかに分割することによって決められ、その大きさは処理系によって異なる。歴史的には5ビットから12ビットまであったといわれ、初期のコンピュータの多くでは6ビット、また7ビットや9ビットとして扱うコンピュータもあった([[ディジタル・イクイップメント・コーポレーション|DEC]] [[PDP-10]]、[[日本電気|NEC]] [[ACOS-6]]など)。しかし、大型汎用機で市場を席巻した[[IBM]] [[System/360]]アーキテクチャが8ビットバイトを採用していたことや、1980年代以降8ビット[[マイクロプロセッサ]]を用いた[[マイクロコンピュータ]]が爆発的に普及したこともあり、一般的には1バイトは8ビットであると認識されるに至った。このため、例えば[[情報通信]]の分野などにおいて、情報量の単位として特に8ビットであることを明示する(曖昧さを無くする)必要がある場合は「'''[[オクテット (コンピュータ)|オクテット]]'''」の語を用いる。
 
バイトは主に[[コンピュータ]]の[[記録電子媒体]]の容量を表すために用いられる。また、[[メモリ空間]]における[[メモリアドレス|アドレス]](番地あるいは座標) は通常1バイト毎に振られており、相対座標([[オフセット (コンピュータ)|オフセット]])の単位としても使われる。
 
単位として用いられる場合にはBと略記される。同様にビットには小文字のbが使われることがあるが、誤解を招く恐れのある場合にはそれぞれbytes、bitsと明記することが望ましい。大きな情報量を表現する場合にはキロ、メガなどの[[2進接頭辞]]または[[SI接頭辞]]と共に使用される。1'''[[キロバイト]]'''(KB)は、場合によって1,000バイトとして扱われる場合と1,024(2<sup>10</sup>)バイトとして扱われる場合がある。2進接頭辞を使って1キビバイト(KiB)と表記した場合は必ず1,024バイトである。