344
回編集
m |
m |
||
ホームズはその有名な女嫌いの性癖とは別に、女性に対する態度は誠実で紳士的であり、ハドスン夫人もこの迷惑きわまる下宿人を尊敬し、好感を抱いていた。『[[空き家の冒険]]』で、狙撃される危険も顧みず、ホームズに似せた蝋人形を動かす仕事を受け持つなど、時にはホームズのために重要な役割を果たしている。また、『[[瀕死の探偵]]』ではホームズの病状をワトソンに伝えている。
ハドスン夫人の料理の腕前については、ワトスンが「[[ブラック・ピーター]]」ですばらしい朝食を用意したと記している<ref>原文 and we sat down together to the excellent breakfast which Mrs. Hudson had prepared</ref>。「[[海軍条約文書事件]]」では、突然の来客であるフェルプスを含めた3人分の朝食にチキンカレーやハムエッグを用意して、「バラエティにはやや欠けるが、気が利く人で、朝食のアイディアは[[スコットランド]]人女性も顔負け<ref>原文 “Mrs. Hudson has risen to the occasion,” said Holmes, uncovering a dish of curried chicken. “Her cuisine is a little limited, but she has as good an idea of breakfast as a Scotchwoman.</ref>」だとホームズに評されている。この評価はハドスン夫人の腕前を賞賛したものと考えられている<ref>ジャック・トレイシー『シャーロック・ホームズ大百科事典』日暮雅通訳、河出書房新社、2002年、262頁</ref><ref>マシュー・バンソン編著『シャーロック・ホームズ百科事典』日暮雅
== パスティーシュ作品におけるハドスン夫人 ==
|
回編集