「欧州の歌」の版間の差分
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=== 原曲 ===
{{Main|歓喜の歌|交響曲第9番 (ベートーヴェン)}}
「歓喜に寄せて」({{lang|de|An die Freude}}) は1785年に[[フリードリヒ・シラー]]が人類愛をたたえて書いた詩である。しかしその後シラーの友人が詩に曲をつけると瞬く間に酒宴の曲としてもてはやされるようになった<ref>{{Cite book|last=Stern|first=Michael|coauthors=White, Hanny Bleeker|title=Max Rudolf, A Musical Life: Writings and Letters|origyear=2001||url=http://books.google.co.jp/books?id=xJiPF-PPodwC&pg=PA267&dq=%22An+die+Freude%22+trinklieder&sig=ACfU3U1eTzAkIDNnekETPgc_6SjC--6Sqw#PPA268,M1|accessdate=2008-11-08|publisher=Pendragon Press|language=
=== 採択 ===
1971年に欧州評議会の議員会議は、1955年に[[リヒャルト・クーデンホーフ=カレルギー]]が提言していた意見<ref>
指揮者[[ヘルベルト・フォン・カラヤン]]はピアノ独奏、吹奏楽、交響楽にそれぞれ編曲するよう依頼され、公式録音の演奏を指揮した。カラヤンは楽譜にこの曲に対する自らの思いを書き表しており、とくにテンポについては知られるところである。ベートーヴェンは二分音符 = 80 としたのに対して、カラヤンは四分音符 = 120 としたのである。
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=== 近年のできごと ===
[[欧州憲法条約]]が発効していれば、欧州の歌は[[欧州旗]]などとともに[[ヨーロッパのシンボル|欧州連合のシンボル]]として基本条約上の正式な欧州連合の歌となるはずであったが、条約の批准が断念され、その代替となる[[リスボン条約]]ではシンボルについての規定が省かれている<ref name="EUobserver">{{Cite web|last=Beunderman|first=Mark|date=2007-07-11|url=http://euobserver.com/9/24464|title=MEPs defy member states on EU symbols|publisher=EUobserver.com|language=
== 使用 ==
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欧州の歌はヨーロッパ・デーや条約調印などの公式の場などにおいて演奏される。欧州議会は演奏の機会を増やそうと模索しており、[[欧州議会議長|議長]][[ハンス=ゲルト・ペテリング]]は[[イスラエル]]に訪問したさいに歓迎曲として演奏されて感動し、ヨーロッパにおいてももっと演奏されるべきだと話している<ref name="EUobserver"/>。
2008年には[[コソボ]]が[[コソボ地位問題|独立を宣言]]したさいに、欧州の歌を正式な独自のものを定めるまでの国歌として演奏し、[[セルビア]]からのコソボ独立に果たした欧州連合の役割に敬意を表した<ref>{{Cite web|date=2008-02-17|url=http://www.usatoday.com/news/world/2008-02-17-kosovo-independence_N.htm|title=Kosovo declares independence|publisher=USATODAY.com|language=
== 歌詞 ==
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