「骨角器」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
ページの置換: 'Fuck you'
m 221.191.178.90 (会話) による版を Chokorin による版へ巻き戻し
1行目:
'''骨角器'''(こっかくき、{{en|bone tool}})は、動物や魚・貝類の[[骨]]、[[角]]、[[牙]]、[[貝殻|殻]]などを材料として製作された人工品である。[[道具]]に限らず、[[装身具]]も含む。
Fuck you
 
世界的にはっきりと道具として認識できる形状のものが出現するのは[[新人]]が出現した[[後期旧石器時代]]に入ってからである。[[日本列島]]では[[ローム層]]が[[有機物]]をのこしにくい地層であるため、先土器時代からの出土はまれである。[[縄文時代]]早期以降、出土量は膨大に増えるが、それでも[[酸性土壌]]を中和する[[貝塚]]や水漬けされて[[酸素]]の供給のない[[低湿地]][[遺跡]]などの限られた[[遺構]]からの出土である。[[利器]]としては、[[銛]]やヤス、鏃(やじり)、[[釣り針]]、斧、篦、匙、[[縫い針]]などがあり、装飾品としては首飾り・耳飾り・髪飾り・腰飾りがあり、また、単独の彫像品もある。とくに日本の縄文時代では、関東から北海道にかけての太平洋岸を中心に、骨角製の銛や釣り針などの[[漁労具]]の著しい発達がみられ、高度に発展した[[漁業]]・漁撈活動の様相がうかがわれる。
 
世界的には、[[マンモス]]の牙を刻んだ女性像([[スロバキア|スロバキア共和国]]「モラヴァニイのヴィーナス」など)が有名である。彫像品としての骨角器のことは特に骨角製品と呼ぶことも少なくない。
 
{{history-stub}}
{{考古学}}
 
{{デフォルトソート:こつかくき}}
[[Category:骨]]
[[Category:材料別の道具]]
[[Category:遺物]]
[[Category:原始芸術]]
 
 
[[en:Bone tool]]
[[zh:骨器]]