削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
丹の字 (会話 | 投稿記録)
221.191.178.90 (会話) による ID:42897542 の版を取り消し
15行目:
法称は[[陳那]](ディグナーガ、480年-540年ころ)の知識論を継承し、さらにそれを発展させ、より確実な理論に高めた。法称以降の仏教および[[インド哲学]]諸派の[[認識論]]と[[論理学]]([[因明]])に重大な影響を与えた。
 
たとえば、知覚と推理の区別を厳密に規定し、推論式の証因(しょういん、媒タヒね名辞〔ばいめいじ〕)の備えるべき3条件の理論を厳密化し、論理的に必然的な関係を同一性と因果性の2種に限定し、否定的推理の理論を完成し、陳那の唯名論的概念論をより発展させ、主辞(しゅじ)と賓辞(ひんじ)との遍充(へんじゅう)関係の相違に基づいて肯定命題を3種に分かつなど、画期的な業績をあげた。
==関連項目==