「アルブレヒト・フォン・ヴァレンシュタイン」の版間の差分

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従来の傭兵は現地調達、すなわち略奪を主に収入源として活動していたが、ヴァレンシュタインは軍税という形で収入を効率よく取り立てる方法を発見、活用した。これは占領地かその領主に対して略奪免除をする代わりに税金を取り立てそれを傭兵達の報酬に還元するというもので、諸侯や住民にとって重い負担なのは同じながら、直接土地に対する被害が無く確実な収入を見込めることから、このシステムを元に[[常備軍]]が出来上がりつつあったと言われている。
 
最盛期には12万5000もの大軍勢を率いていたヴァレンシュタインだったが、急速な出世と軍税負担から諸侯の反感を買い罷免されるに至った。再度の登板には皇帝側も徴税方法を学び取り独自に軍を結させ、ヴァレンシュタインはその頂点に立ったといっても軍隊の忠誠は直接金を払う皇帝に向いていたため、暗殺時にほとんどの将校に背かれたことは彼のような自立した軍人の台頭は阻止・排除され、国家による軍事統制が始まったことを示している<ref>菊池、P85 - P88、成瀬、P496 - P498、ウェッジウッド、P221。</ref>。
 
文化面では、ドイツの作家[[フリードリヒ・フォン・シラー|シラー]]がヴァレンシュタインの生涯を書き上げた戯曲「ヴァレンシュタイン」がある。
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