「ソマリア沖の海賊」の版間の差分

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{{main|大韓民国海軍特殊戦旅団}}
*2011年1月21日、韓国海軍の特殊部隊UDT/SEALS([[大韓民国海軍特殊戦旅団]])が15日から海賊に乗っ取られていた三湖海運のケミカルタンカー「三湖(サムホ)ジュエリー」に突入した。銃撃戦の末、8人を射殺、5人を拘束した。海軍特殊部隊は人質全員(うち一人は重傷)の救出に成功し、韓国海軍側の死者はなかった。この過程で人質の船長は海賊の放った[[AK47]]の弾三発、特殊部隊の放ったピストルの9ミリ弾か[[MP5短機関銃]]の消音弾とみられる弾一発が当たり、海賊の弾が大腸や肝臓のある腹部を貫通して、これが生死にかかわる傷となった<ref>[http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2011/02/26/2011022663004.html ソマリア海賊:石船長、重体の原因は海賊の銃弾]</ref><ref>[http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2011/02/08/2011020863031.html ソマリア海賊:船長が受けた銃弾、1発は韓国海軍のもの]</ref>。特殊部隊の放った弾丸は直接当たったものではなく、壁か床を跳ねて当たった跳弾であった<ref>[http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2011/02/10/2011021063034.html ソマリア海賊:石船長体内の弾丸、韓国海軍のものと確認]</ref>。
:同事件は韓国初の海賊事件の[[国民参与裁判制度]]([[陪審制]]に相当)の対象とされ、海上強盗殺人未遂などで釜山地方裁判所に起訴、うち1人は死刑求刑に対し無期懲役の判決が下され、1人が懲役15年、2人が懲役13年の判決を受けた。5人全員は控訴、検察側も量刑不当を理由に控訴した。なお2010年10月以来、韓国漁船「クムミ305」は乗っ取られたままであったが2月9日に全乗組員が解放された。
 
== 国際社会の対応 ==