「スズキ・パレット」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
50行目:
 
;2009年[[9月17日]]
:一部改良(2型)。従来のスポーティ系グレード(「XS」・「TS」)を発展し、エアロバンパーやスケルトン構造のグリルを採用した個性のあるフロント周りやスモークタイプのリアコンビネーションランプ、専用デザインのアルミホイールなどを採用した派生モデル'''「パレットSW」'''を追加。
:また、「G」・「SW GS」を除く全車に市販車世界初となる副変速機構付[[無段変速機|CVT]]([[日産自動車]]と[[ジヤトコ]]の共同開発)を採用。従来のベルト式CVTに前進2段の変速機構を組み合わせたもので、ローギアでは発進時の加速を向上させ、ハイギアでは燃費の向上を実現した。ローギヤからハイギヤへの変速はアクセル開度などによって異なるが、28 - 70km/hの間で行われる。さらに、電子制御[[スロットル]]を採用し、レスポンスの良い走りを実現。同時にK6A型エンジンにも改良を行い、自然吸気エンジンの2WD・CVT車は「平成22年度燃費基準+20%」を、同エンジンの4WD・CVT車は「平成22年度燃費基準+15%」をそれぞれ達成した。また、「SW TS」に搭載のターボエンジンはMターボから最高出力47kw(64PS)のターボに変更することで俊敏性を強調している。
:さらに、ノーマルタイプの「X」とSWの全グレードには後退時に車両後方を4.3型液晶画面に映し出すバックモニター付CDプレイヤーを新たにメーカーオプションとして設定。ボディカラーはノーマルタイプ・SW共通カラー4色に加え、ノーマルタイプでは新色の「アクアベールブルーパールメタリック」と[[スズキ・MRワゴン|MRワゴン]]にも採用されている「ブルームピンクメタリック」を、「SW」では「ルナグレーメタリック」とオプションカラーの「ミステリアスバイオレッドパール」をそれぞれ設定した。グレード体系も変更し、ノーマルタイプでは既存の「G」・「X」に加え、キーレスプッシュスタートシステムやスライドドアイージークローザーを追加装備した中間グレードの「L」を、「SW」では「XS」から装備を一部簡素化した4AT車の「GS」をそれぞれ追加した。また、「SW」の「TS」では10スピーカーを装備し、車速により音量や音質を自動調整する「ツインラウドネス機能」を装備したハイグレードサウンドシステム車が用意される。この仕様の場合、リアヒーターダクト(4WD車)やインパネセンターボックスは省かれるが、代わりにSRSカーテンエアバッグ、可倒式アシストグリップ(運転席)、ルーフスピーカーイルミネーション(青色LED)が追加装備され、ステアリングにオーディオスイッチが追加される。
61行目:
 
; 2010年[[8月20日]]
: 一部改良(3型)。副変速機構付CVTの改良により、ロックアップ領域を拡大すると共に、メカニカルロスも低減されたことで燃費を向上。このため、「L」・「X」・「SW XS」の2WD車は「平成22年度燃費基準+25%」、「L」・「X」・「SW XS」の4WD車は「平成22年度燃費基準+20%」をそれぞれ達成。ターボ車「SW TS」の2WD車は「平成22年度燃費基準+15%」を達成するとともに、排出ガスのクリーン化により「平成17年度排出ガス基準75%低減レベル(☆☆☆☆)」も同時に取得した。装備面ではエコドライブインジゲーターが新設され、ハイマウントストップランプを[[発光ダイオード|LED]]化。さらに、ノーマルタイプには2009年9月の一部改良時に廃止されていたターボエンジン車の「T」を復活。新「T」は前期型同様に専用のフロントメッキグリルが与えられているが、装備内容は「X」に準じた内容となっており、前期型では両側に搭載されていたパワースライドドアは後席左側(助手席側)のみとなった。
 
; 2010年[[11月25日]]
73行目:
 
; 2012年[[6月18日]]
: 一部改良(4型)。「SW XS」の2WD車に[[アイドリングストップ]]システムを追加して燃費を向上した「SW XS アイドリングストップ」を追加。同時に、「L」の2WD車をベースに、アイドリングストップシステム、後席左側(助手席側)パワースライドドア、フロントメッキグリル、フルオートエアコン(抗アレルゲン+カテキン・エアフィルター付)等を装備し、ブラウン基調の撥水加工ファブリックシート表皮・ドアトリムクロスを採用した特別仕様車「ISセレクション」を発表した(6月26日販売開始)。併せて、既存グレードの一部仕様変更を行い、新たに、乗降グリップ(後席両側)とISOFIX対応チャイルドシート固定用アンカー(後席)を採用し、ノーマルタイプにおいてはインパネ色をブラウンに、シート表皮・ドアトリム表皮色をベージュ基調にそれぞれ変更した。特別仕様車の「リミテッドII」・「SW リミテッドII」もベースグレード同様の一部仕様変更を受け販売を継続するが、カラーラインナップが一部変更となり、各グレードに設定されていた特別設定色を廃止し、特別仕様車では設定できなかったベースグレードのカタログカラー「ブルームピンクメタリック(「リミテッドII」のみ)」と「クリアベージュメタリック」を新たに追加した。
 
{{double image aside|left|2007 Suzuki Palette 01.jpg|150|2007 Suzuki Palette 02.jpg|130|東京モーターショーに展示されたパレット}}