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== 概要 ==
スタンダールは{{仮リンク|ベルテ事件|fr|Le Rouge et le Noir#L'affaire Berthet}}([[1827年]])や{{誰範囲|[[ファルグ事件]]|date=2012年6月}}を訴訟記録によって知り、庶民であるベルテ({{lang|fr|Antoine Berthet}}){{誰範囲|ファルグ|date=2012年6月}}に上流階級の欺瞞を打ち破る力が蓄積されていると感じ、この作品を書いた。
 
この作品が出版契約が成立したときは「19世紀年代史」と副題されていたが、この年の7月に革命が起きたため、[[七月革命]]を予言したとの思いをこめて副題を「[[1830年代]]史」に変えた。当時フランスを支配していた[[フランス復古王政|ブルボン朝復古王政]]により抑圧された社会と、[[王政復古]]により復活した旧来の支配階層に対する作者スタンダールの批判が込められていた。