「110フィルム」の版間の差分

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ほとんどの製品は機能が省略されており、平凡なレンズ(トリプレットが多い)と基本的な露出制御しかもたない。1990年代以降に発売された[[トイカメラ]]では、単玉のレンズに焦点・絞り・シャッター速度とも固定であるのが一般的である。1970年代には、高性能のマルチエレメントレンズや、電子制御露光システム、[[レンジファインダー・カメラ|連動距離計を備えた]]ものや、[[一眼レフカメラ]]など、洗練された高級な製品も提供されており、高画質の写真を生み出しうる性能を備えていた。これらの機種は、2010年代の現在もなお超小型写真愛好家に対する魅力を維持している。
 
複数機能を併せ持つ製品も多く、[[ラジオ]]・[[双眼鏡]]・[[顕微鏡]]・[[モデルロケット]]<ref>{{仮リンク|アストロカム|en|Astrocam}}([[エステス インダストリーズ|エステス・インダストリーズ]]の[[モデルロケット]]には、単純な110カメラを先端に搭載した{{仮リンク|アストロカム|en|Astrocam}}があり、もっとも特筆すべき存在であるとともに、長期にわたり販売されている。アストロカムの110カメラにおけるシャッターは、ロケット本体から先端部分が切り離されるときにシャッターが切られる仕組みになっている。</ref>などとの複合製品が存在する。
 
{{See|ポケットインスタマチック}}