「ナ・デネ語族」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
編集の要約なし
11行目:
 
== 系統 ==
シベリア先住民の{{仮リンク|エニセイ語族 (語族)|en|Yeniseian languages|label=エニセイ語族}}([[ケット語]])や、ヒマラヤ西側の[[ブルシャスキー語]]などに似た点があり、これらと同系とする説もあったが、言語学的に広く認められたものではなかった。また太平洋沿岸の[[ハイダ語]]もかつてはナ・デネ語族に含められたが、現在は別の[[孤立言語]]とするのが通説となっている。
 
しかし、2008年に[[:en:Edward Vajda]]によりエニセイ語族とナ・デネ語族が同系統であるとの研究が発表された。これは動詞形態論や音韻の比較による厳密な方法論に基づくもので、有力な仮説と見られている。この2つの語族を合わせて{{仮リンク|デネ・エニセイ語族|en|Dené-Yeniseian languages}}という呼称が提案されている。<ref>Vajda, Edward (2008). ''[http://www.uaf.edu/anlc/docs/vajda-2008.pdf A Siberian Link with Na-Dene Languages].''</ref><ref>[http://www.uaf.edu/anlc/dy2008.html Dene-Yeniseic Symposium], Alaska Native Language Center, University of Alaska, Fairbanks.
21行目:
== 関連項目 ==
* [[ディネ]]
* {{仮リンク|エニセイ語族 (語族)|en|Yeniseian languages|label=エニセイ語族}}
** [[ケット語]]
 
{{DEFAULTSORT:なてねこそく}}