「ヨザキスイレン」の版間の差分

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[[地下茎]]から茎を伸ばし、水面に葉と花を1つ浮かべる。花の色は白で大きさは20~25cm。夜の間に開花し、午前中のうちに花を閉じることから、夜咲睡蓮の名を持つ。
 
[[ナイル川]]に盛んに多く息していたため、[[古代エジプト]]でも重んじられ、エジプト神話の中でも[[ヘルモポリス]]系の神話では、原初において一本のヨザキスイレンから世界が生まれたと語られている。その後も「ナイルの花嫁」と讃えられ、現在も[[エジプト]]の[[国花]]とされている。
 
花を食用とした場合、催淫性あるいは幻覚性の効果があると信じられていた。『[[オデュッセイア]]』に登場する[[ロートパゴス族]]はその好例である。また、[[媚薬]]の材料としても知られた。