「日本模型」の版間の差分

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=== スケールモデル衰退期 ===
スケールモデル人気が沈静化し、[[ガンプラ]]全盛の[[1982年]]、[[超時空要塞マクロス]]のピタバンシリーズで小スケールキャラクターモデルに参入する。その後[[1980年代]]中頃まではモーターライズカーモデル等の新製品開発は続いていたが、スケールモデル「冬の時代」を迎え、更に創業者の江田彦八信太郎が社長を退いた後は[[金型]]開発コストに見合う販売数が見込めず新規開発はストップし、過去の模型の再生産・[[箱変え]]新製品の販売を続ける事になる。
 
近年は、精密さがアップしたAFV・航空機モデルの人気が再燃してきているが、すでに新規開発部門を失っていたニチモは、静岡ホビーショーでも旧作「[[箱絵]]」展示がメインとなり、再生産も行われる商品が減少してきている。金属ギアボックス部品を使用するリモコン戦車などは、下請け製造メーカーの廃業で再発売が難しくなっている。このため、模型だけでなく工業向けプラスチックパイプやバケツ等の射出成形で利益を確保しているといわれる。