「赤外線銀河」の版間の差分

* Arp 220
[[File:Hubble Interacting Galaxy Arp 220 (2008-04-24).jpg|thumb|175px|Apr220]]
:天文学者[[ホハルトン・アープ]]が1966年に発表した特異銀河のカタログ『Atlas of Peculiar Galaxies』の220番目の銀河である。IRAS以前にも、電波を比較的強く発していることか知られていた。しかし、IRASの観測で赤外線を非常に強く放射していることが分かり<ref>B. T. Soifer, George Helou, Carol J. Lonsdale, G. Neugebauer, P. Hacking, J. R. Houck, F. J. Low, W. Rice, and M. Rowan-Robinson, "Ther remarkable infrared galaxy APR220 = IC4553" The astrophysical Journal, Vol. 283, 1984, pp. L1-L4.</ref>、注目されるようになった。可視光ではかすかに二重の渦巻きのようなものが観測されることに加え、さまざまな波長により観察されるその形態や2つの核から、2つの銀河が合体しつつある状態と従来から考えられてい<ref>[http://www.isas.jaxa.jp/j/column/famous/08.shtml 中川 貴雄「ISASコラム 宇宙の○人 - 宇宙の道楽息子 Arp 220」『ISASニュース』No.292、宇宙科学研究所、2005年7月]</ref>が、 近年では4つないしそれ以上の銀河が合体した結果ではないかとも言われている<ref>Y. Taniguchi, K. Matsubayashi, M. Kajisawa, Y. Shioya, Y. Ohyama, T. Nagao, Y. Ideue, T. Murayama, J. Koda, "POST-STARBURST TIDAL TAILS IN THE ARCHETYPICAL ULTRA LUMINOUS INFRARED GALAXY Arp 220", The astrophysical Journal, Vol.753, 2012</ref>。銀河系に最も近い超高光度赤外線銀河で(z=0.018、77 Mpc)、光度の95%以上を赤外線で放射しており、その明るさは太陽の約1.3×10<sup>12</sup>倍。また、X線による観測結果から、Arp 220は活動銀河核を持っており、放射される赤外線の大きな部分が活動銀河核からのエネルギーに由来していると言われる<ref>例えば、[http://www.astro.sunysb.edu/aevans/journals/Iwasawa2005MNRAS357.565.pdf K. Iwasawa, D. B. Sanders, A. S. Evans, N. Trentham, G. Miniutti and H. W. W. Spoon "Fe K emission in the ultraluminous infrared galaxy Arp 220" Monthly Notices of the Royal Astronomical Society, 2005, pp.565-571]を参照。</ref>。
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* VV340