「アヴァンス法務事務所」の版間の差分

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== 概要 ==
“We aim at the best of the client.”という理念の下で、[[債務整理]]・[[不動産登記]]・[[商業登記]]・[[相続|相続登記]]など、日本の司法書士法定められ特化し範囲の業務を扱う司法書士事務所として、2007年に大阪市中央区で開設<ref>[[2003年]]施行の改正司法書士法では、日本国内の司法書士に対して、債務者1人当たり140万円以下の債務の交渉権と[[簡易裁判所]]の訴訟代理権を認めている。そのため当事務所では、140万円を超える債務の交渉を扱えないことを広告などに記している。</ref>。2011年からは、[[債務整理]]・[[不動産登記]]・[[商業登記]]・[[相続|相続登記]]など、日本の司法書士法で認められた債務整理以外の事務も扱うようになった。[[2012年]][[5月]]の時点では、代表や副代表をはじめ、大阪司法書士会に会員として登録している認定司法書士が10名以上在籍している。
 
当事務所のモットーは、“We aim at the best of the client.”。債務整理業務では、上記オフィスのほかに、[[フリーダイヤル]]や[[電子メール]]を通じて24時間体制で全国から無料で相談を受け付けている<ref>フリーダイヤルによる電話相談では、一般向けの受付番号とは別に、女性専用の受付番号も設けている。受付業務は24時間体制で運営されているが、年末年始には休止。それ以外の期間でも、平日9:30 - 21:00および土曜・日曜・祝日9:30 - 19:30以外の時間帯については、翌営業日に相談業務を実施することを条件に一時受付で対応する(いずれも2012年5月時点)。</ref>。ただし実際には、受付後に前述の認定司法書士が依頼者と直接面談。相談者の債務内容を確認したうえで、相談者との合意の下に、受任業務として債権回収交渉に当たる。
 
当事務所の公式サイトでは、依頼者が「WEB進行状況照会画面」を通じて、自身の債権や債権回収交渉の進捗状況を確認することが可能。また、[[2010年]]の[[貸金業法]]改正で貸付金額の総量規制が施行されたことを背景に、公式サイトから無料で「総量規制診断」を受けられるようになっている。
 
広告活動については、大阪司法書士会が定める「[http://www.osaka-shiho.or.jp/pdf/koukoku.pdf 大阪司法書士会員の広告に関する規制]」の下で、債務に関する無料相談の案内にほぼ特化。24時間体制のフリーダイヤルで相談に対応することや、相談を何度でも無料で受け付けることを前面に押し出している。また、[[新聞広告]]・[[交通広告]]や[[ラジオCM]]([[MBSラジオ]]・[[Kiss-FM]]限定の[[スポットCM]])に加えて、[[2009年]]には関西地方を中心に西日本地域で[[テレビCM]]の放送を開始<ref>2009年に杉本を起用するまでのラジオCMでは、“Together Your Future”というキャッチフレーズを使用。2011年の広告活動再開当初は、事務所の体制を一新したことを伝える目的で、杉本を起用しないバージョンのCMも放送していた。</ref>。[[2010年]]の初頭には、全国向けのテレビCMを放送したり、複数のテレビ番組や[[京セラドーム大阪]]内の[[フィールドシート]]のスポンサー(いずれも後述)に付いたりしていた<ref>この他にも、当事務所所属の司法書士による法律相談のテレビ番組『[http://city.avance-law.net/tv.html 知っ得!SOS法律相談]』を、1回1テーマ・8回シリーズで放送したことがある(放送局や放送時期は不明)。</ref>
 
しかし[[大阪弁護士会]]は、「2008年4月頃に司法書士の資格のない事務職員に債務整理交渉を担当させた」として、2010年[[4月]]に法人(アヴァンス・リーガルサービス・グループ)および当事務所所属の司法書士5人(代表を含む)を[[弁護士法]]違反([[非弁活動]])容疑で[[大阪府警察|大阪府警]]に告発<ref>[http://www.47news.jp/CN/201004/CN2010040801000314.html 大阪、無資格で債務整理か 弁護士会が法務事務所告発]([[共同通信社]][[2010年]][[4月8日]]付配信記事)。大阪司法書士会では、この報道を受けて、同月9日に「司法書士法人アヴァンス・リーガルサービス・グループ緊急対応ダイヤル」として電話相談を実施した([http://www.osaka-shiho.or.jp/info/index.html 大阪司法書士会からのお知らせ]を参照)。</ref>。[[2011年]][[3月29日]]付で法人および司法書士全員が嫌疑不十分で不起訴になったが<ref>[http://www.avance-law.net/at20110330.html お知らせ|任意整理・過払い金返還 アヴァンス法務事務所]</ref>、告発から2011年[[5月]]上旬までは広告活動を事実上控えていた<ref>ただし、京セラドーム大阪におけるフィールドシートへのスポンサー契約は継続。「アヴァンスシート」という名称も残された。</ref>。
 
2011年5月からは広告活動を再開するとともに、事務所のロゴやCMの一部を刷新<ref>[http://avance-blog.doorblog.jp/archives/52028263.html アヴァンス法務事務所オフィシャルブログ 広告再開について]</ref>。また、大阪のオフィスを「本店」と位置付けたうえで、「支店」扱いで東京渋谷・福岡博多・名古屋名駅の各オフィスを開設した。現在では、以上のオフィスでの業務に加えて、全国各地で無料法律相談会を随時開催しているまた前述の債務整理以外の事務に加えて、債務整理後の再和解[[出会い系悪質なサイト]]による詐欺行為への対策、未収家賃の回収代行などにも乗り出している。
=== 沿革 ===
司法書士事務所としての業務に関する沿革のみ列記