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'''ハスタティ'''またはハスタティウスとは、[[マリウスの軍制改革]]以前の[[ローマ]][[軍制]]における[[兵士]]の主要区分の一つ。日本語では第一戦列兵と訳されることが多い。主に若年の者で構成され、[[]][[グラディウス]]と[[投槍]][[ピルム]]、大型の[[]][[スクトゥム]]で武装していた。[[]]に関しては装備は自弁であったため、裕福な者だけが装備していたと思われる。
 
[[共和政ローマ|共和制]]初期の戦場では[[プリンキペス]]、[[トリアリイ]]と共に長槍を持ち、[[古代ギリシア|ギリシア]]風の[[重装歩兵]][[戦術]]で戦った。しかし山地の多いイタリア中部の戦場では[[サムニウム]]人等に苦戦することも度々あったため、共和制中期までには接近[[白兵戦]]主体の戦術に変化していった。共和制中期以降の戦場では軽装歩兵の攻撃の後、最初に敵の戦列と交戦する役目を負った。戦術が変化して以降はギリシア歩兵のように長槍を持つことはなかった。
 
== 参考文献 ==