「HSV色空間」の版間の差分
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[[ファイル:Hsv_sample.png|frame|環状のHSV色空間]]
* 色相 - [[色]]の種類(例えば赤、青、黄色
* 彩度 - 色の鮮やかさ。0~100%の範囲。刺激純度とcolorimeric purityの色彩的な量と比較して「純度」などともいう。色の彩度の低下につれて、灰色さが顕著になり、くすんだ色が現れ
* 明度 - 色の明るさ。0~100%の範囲。
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== HSVの視覚化 ==
HSVモデルは通例[[グラフィックソフトウェア|コンピュータグラフィックスアプリケーション]]に用いられる。いろいろなアプリケーションでユーザは個々のグラフィックス要素に適用する色を選択する必要がある。このような場合、HSV色環がよく用いられる。これは[[円 (数学)|円]]状の領域に色相が表現されたもので、それとは別に[[三角形]]の領域が彩度と明度の表現に用いられることがある。上図における三角形の水平軸は明度を指示し、また垂直軸は彩度に対応する。このような形式のインターフェース
[[ファイル:HSV_cone.jpg|thumb|300px|錐体のHSV色空間]]
[[ファイル:HSV_cylinder.jpg|thumb|300px|円柱のHSV色空間]]
HSVモデルの別の視覚化方法は[[円錐]]である。この表現では、色相は色環の三次元円錐状の構造に描かれる。彩度はその円錐
HSV色空間は[[円柱 (数学)|円柱]]状の物体として視覚化されることもあ
== HSVと色覚 ==
HSVモデルと人間が色を知覚する方法が類似しているため、デザイナは[[RGB]]や[[CMYK]]のようなモデルよりHSVカラーモデルを用いることを好むことが
HSV三刺激値空間は、放射測定された
* 色相は色の主波長を定義し、色相はスペクトルに沿った波長位置を意味する。ただし[[インディゴ]]から[[赤]]の間(およそ240-360度)は純紫線(ピュアパープルの線)上を示す。
* もし色相知覚が再現されれば、実際単色では主波長に位置する純粋なスペクトル色を利用し、「脱飽和」は適用された主波長の頻度分布あるいは単色光に同じ力の量の光(例・白)を加算することとだいたい同じことになるだろう。
* 明度はスペクトラムのパワーの総量または光の波形の最大[[振幅]]にほぼ類似する。しかしながら、実際のところ明度が最大のスペクトル成分(統計学「[[要約統計量|モード]]」、この分布に直交し累積した力ではない)に近いことは以下の方程式
== RGBからHSVへの変換 ==
R、GおよびBが0.0を最小量、1.0を最大値とする0.0から1.0の範囲にあり、(R,G,B)で定義された色が与えられたとすると、それに相当する(H,S,V)カラーは次のような数式により決定することができる。
R,G,Bの三つの値の内、最大のものをMAX、最小のものをMIN
<math>H =
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<math>V = MAX \,</math>
結果は(H,S,V)形式であ
この式
* MAX = MIN(例・S = 0)のとき、 Hは定義されない。上記のHSV空間の図を
* MAX = 0(例・V = 0)のとき、Sは未定義である。これは上記の円錐状の図に最もよく表れている。もしV = 0ならこの色は完全な黒であり、この色に色相も彩度もない
円柱よりは円錐モデルを好む人は、次のようにSの方程式を変更することによって円錐空間を実現することができる。
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== HSVからRGBへの変換 ==
Hが色相を配置した色環に沿って0.0から360.0の範囲で変化する角度で表記され
まず、もしSが0.0と等しいなら、最終的な色は無色もしくは灰色である。このような特別な場合、R、G、およびBは単純にVと等しい。上記の通り、この場合Hは無意味となる。
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