「冷たい方程式」の版間の差分

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パイロットは、燃料はぎりぎりしか積まれておらず、彼女がいるままでは安全に惑星に着陸出来ないばかりではなく、血清を待つ6人の命までも死に至らしめることになることを説明する。パイロットは彼女を宇宙船の外へ放棄するのを遅らせるために最善を尽くした。その間に彼女は、両親とウォードンにいる兄へ手紙を書き、兄と無線で会話を交わす。無線が途切れた後、彼女は船外へ放棄されるために、自らエアロックの中へ入った。
 
== 概要 ==
発表後半世紀を経てもなお『冷たい方程式』はSFの古典的な名作として認知されている。トム・ゴドウィンが執筆した時期がデビューから間もなかったため米英では元ネタ探しも盛んになり、コミック雑誌「Werid Science」[[1952年]]5・6月合併号に掲載された『A Weighty Decision』(ウォーリー・ウッド画、アル・フェルドスティーン脚色)が元ネタとして認められている。また、アスタウンディング誌の編集長ジョン・W・キャンベルが3度に渡りゴドウィンの原稿を書きなおさせたことも明らかになっており、キャンベルが作者であるとする意見もある。
 
== 影響 ==
発表後半世紀を経てもなお『冷たい方程式』はSFの古典的な名作として認知されている。SF作家であり批評家の[[ジェームス・ガン]]は「ハードコアSFのための[[試金石]]的小説である」と評した。
 
[[1970年]]には、SF作家協会により[[1929年]]から[[1964年]]までに発表された最も重要なSF小説15編に選ばれた。[[2003年]]に発行されたゴドウィンの名作集が発行された際に付けられた題名は『冷たい方程式とその他』であった。日本においても[[ハヤカワ文庫]]に短編集の表題作として収録されている。
 
また、本作への[[オマージュ]]ないし[[パロディ]]として、同じような極限的状況から別の解決法を導き出す作品も多数書かれており、「[[方程式もの]]」と呼ばれている。
 
== 収録作品 ==
*冷たい方程式―SFマガジン・ベスト1 ([[1980年]]2月)
**接触汚染:[[キャサリン・マクレイン]]
**大いなる祖先:[[F.L.ウォーレス]]
**過去へ来た男:[[ポール・アンダースン]]
**祈り:[[アルフレッド・ベスター]]
**操作規則:[[ロバート・シェクリイ]]
**冷たい方程式:トム・ゴドウィン
**信念:[[アイザック・アシモフ]]
 
*冷たい方程式([[2011年]]10月)
**徘徊許可証:ロバート・シェクリイ
**ランデブー:[[ジョン・クリストファー]]
**ふるさと遠く:[[ウォルター・S・テヴィス]]
**信念:アイザック・アシモフ
**冷たい方程式:トム・ゴドウィン
**みにくい妹:[[ジャン・ストラザー]]
**オッディとイド:[[アルフレッド・ベスター]]
**危険! 幼児逃亡中:[[C・L・コットレル]]
**ハウ=2:[[クリフォード・D・シマック]]
 
== 脚注 ==
1,106

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