「黄金の本格ミステリー」の版間の差分

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'''黄金の本格'''(おうごんのほんかく)とは、[[島田荘司]]監修により毎年末に出版される『本格ミステリー・ワールド』([[南雲堂]])の中で、その年出版された本格ミステリーの中から、合議によって特に優れたものを選び出して、読者に勧める'''黄金の本格ミステリー'''として顕彰するもの。ランキングではないので、その中で順位はつけられない。毎年10作を目安に選出される予定だったが、2008年度は9作、2010年度は8作しか選ばれていない
 
 
== 2008年度 ==
(順は出版順)
* [[歌野晶午]]『密室殺人ゲーム王手飛車取り』(講談社)
* [[北山猛邦]]『少年検閲官』(東京創元社)
* [[関田涙]]『晩餐は「檻」のなかで』(原書房)
* [[高田崇史]]『[[毒草師 QED Another Story|毒草師]]』(幻冬舎)
* [[三津田信三]]『首無の如き祟るもの』(原書房)
* [[柄刀一]]『密室キングダム』(光文社)
* [[米澤穂信]]『[[インシテミル]]』(文藝春秋)
* [[島田荘司]]『リベルタスの寓話』(講談社)
* [[有栖川有栖]]『女王国の城』(東京創元社)
 
== 2009年度 ==
(順は出版順)
* [[岸田るり子]]『ランボー・クラブ』(東京創元社)
* [[三雲岳斗]]『少女ノイズ』(光文社)
* [[牧薩次]]『完全恋愛』(マガジンハウス)
* [[三津田信三]]『山魔の如き嗤うもの』(原書房)
* [[笠井潔]]『青銅の悲劇』(講談社)
* [[門前典之]]『浮遊封館』(原書房)
* [[法月綸太郎]]『しらみつぶしの時計』(祥伝社)
* [[深水黎一郎]]『トスカの接吻』(講談社)
* [[柄刀一]]『ペガサスと一角獣薬局』(光文社)
* [[初野晴]]『1/2の騎士』(講談社)
 
== 2010年度 ==
(順は出版順)
* [[松本寛大]]『玻璃の家』(講談社)
* [[三津田信三]]『密室の如き籠もるもの』(講談社)
* [[柄刀一]]『奇跡審問官アーサー 死蝶天国』(講談社)
* [[歌野晶午]]『密室殺人ゲーム2.0』(講談社)
* [[北山猛邦]]『密室から黒猫を取り出す方法』(東京創元社)
* [[深水黎一郎]]『[[花窗玻璃 シャガールの黙示]]』(講談社)
* [[米澤穂信]]『[[追想五断章]]』(集英社)
* [[麻生荘太郎]]『闇の中の猫』(東京創元社)
 
== 2011年度 ==
(順は出版順)
* [[小島正樹]]『武家屋敷の殺人』(講談社ノベルス)
* [[三津田信三]]『水魑の如き沈むもの』(原書房)
* [[天祢涼]]『キョウカンカク』(講談社ノベルス)
* [[島田荘司]]『写楽 閉じた国の幻』(新潮社)
* [[大倉崇裕]]『小鳥を愛した容疑者』(講談社)
* [[麻耶雄嵩]]『隻眼の少女』(文藝春秋)
* [[安萬純一]]『ボディ・メッセージ』(東京創元社)
* [[月原渉]]『太陽が死んだ夜』(東京創元社)
 
== 2012年度 ==
(順は出版順)
* [[柄刀一]]『システィーナ・スカル』(実業之日本社)
* [[米澤穂信]]『折れた竜骨』(東京創元社)
* [[加賀美雅之]]『縛り首の塔の館』(講談社ノベルス)
* [[三上延]]『ビブリア古書堂の事件手帖』(メディアワークス文庫)
* [[一田和樹]]『檻の中の少女』(原書房)
* [[三津田信三]]『生霊の如き重るもの』(講談社ノベルス)
* [[皆川博子]]『開かせていただき光栄です』(早川書房)
* [[笠井潔]]『吸血鬼と精神分析』(光文社)
 
== 関連項目 ==