「トロッコファミリー号」の版間の差分

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これにより基本的な編成は中部天竜方からスハフ12 - オハ12 - トラ90000×3 - オハフ17となったが、トラ90000形とオハフ17形を分割使用したり、オハフ46形を控車に使用したりするなどして飯田線北部でもトロッコ列車を運転することができるようになった。ちなみにオハフ17形の17は車両の性能を示すものではなく、伊那地方を走っていることから付けられたものである。
 
[[1996年]](平成8年)には老朽化したトラ90000形の置き換え用にオハフ17形(11)が改造製作され、控車がスハフ12形2両(31, 104)に変更された。この時増備されたオハフ17 11は車端部が両方とも貫通構造となっており、控車が電源装置を装備したスハフ12形2両となったこともあって、スハフ12形とオハフ17形各1両によるトロッコ列車の南部・北部同時設定にも対応することとされた。この際4車種4様であった外板塗装を青をベースに窓まわりクリーム色とし、腰板に金色で"CENTRAL JAPAN RAILWAY"のロゴを描いた統一的なものに変更した。編成は中部天竜方からスハフ12 104 - スハフ12 31 - オハフ17 11 - オハフ17 1となり、この編成で2006年の運転終了まで使用された。
 
牽引機は[[2005年]](平成17年)8月にED18 2が致命的な故障を起こして運用を離脱しEF58形の2両体制となったが、さらにEF58 122が老朽化により運用を離脱することになり残るEF58 157だけでは運用がまかなえなくなることから2006年5月7日をもって運転終了となった。
 
運転終了後客車は[[美濃太田車両区]]で休車となっていたが、2007年11月5日をもって[[廃車 (鉄道)|廃車]]となった。
 
== 後継の列車 ==
飯田線においては廃止後こうした観光列車はしばらく運転されていなかったが、[[2010年]]より本列車の実質的な後継車として[[国鉄117系電車|117系電車]]改造の[[ジョイフルトレイン]]「[[トレイン117]]」による「そよ風トレイン117」が週末を中心に運行されるようになっている。
 
{{国鉄・JR東海在来線列車}}
 
{{DEFAULTSORT:廃とろつこふあみりいこう}}