「腹腹時計」の版間の差分

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爆弾製造については「中学生程度の化学知識があれば誰でもつくれる」と図解入りで説明している。材料として塩素酸塩系の除草剤を流用した混合爆薬を薦めており、入手方法として夏季の雑草が生長する農村部に赴けば大量に購入しても怪しまれないなどと記載されていた<ref>具体的な商品名も書いていたが、事件を機に塩素酸塩系の除草剤の製造が行われなくなった。</ref>。なお、出版そのものの規制は[[日本国憲法]]で保障された「出版の自由」を犯すために出来なかったので、捜査当局は[[爆発物取締罰則]]第4条の「(爆発物製造を)そそのかし、あおった」という幇助で検挙した<ref>朝日新聞1974年10月16日朝刊</ref>。
 
また、1971年前後に日本赤軍などといった過激派をあぶりだす為に捜査当局が市民に協力を求めた「過激派の見破り方五章」の裏をかく方法も掲載され、一般市民として怪しまれないようにする心得を記述していた。報道によれば次のような「心得」記述していたという<ref>朝日新聞1974年10月28日夕刊</ref>。これらは東アジア反日武装戦線のメンバーが実践したことでもあった。
* 居住地において極端な秘密主義、閉鎖主義はかえって墓穴を掘る。必要最低限の挨拶をし、規則正しい日常生活をしているようにみせる。
* 左翼的ないきがりを一切捨てる。