「コホート研究」の版間の差分

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==代表的なコホート研究==
以下に代表的なコホート研究をあげる.
 
==原爆被爆者における健康影響調査==
原爆被爆者寿命調査、成人健康調査など。
===久山町研究===
福岡市に隣接した糟屋郡久山町(人口約8,400人)の住民を対象に脳卒中、心血管疾患などの疫学調査を九州大学が1961年から実施しているもの.世界的に高く評価された精度の高い研究である.
追跡率は99%以上であり,全町民の詳細で長期間な研究は,世界でも例を見ないコホート研究である.
==国立がんセンター多目的コホート調査・文部科学省コホート調査==
*放射線作業者のがん死亡追跡調査
*低周波電磁界と小児がんリスクの関連に関する調査
*高周波電磁界と脳腫瘍の関連に関する国際調査
低レベルの職業・環境曝露に伴うリスク評価の一環として国の援助の基に研究<ref>第19期日本学術会議 予防医学研究連絡委員会報告 衛生学・公衆衛生学の将来展望 「がんの予防」秋葉 澄伯(鹿児島大学大学院医歯学総合研究科)</ref>
===フラミンガム研究===
米国NHIが米国北部のマサシューセッツ州フラミンガム町(住民28000人)で行っているコホート研究.1961年から開始している.<ref> 嶋 康晃 世界の心臓を救った町―フラミンガム研究の55年 ライフサイエンス出版 2011</ref>
 
== 利点と欠点 ==