「ASO (ゲーム)」の版間の差分

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Schwarzgeist (会話 | 投稿記録)
Somo-3 (会話 | 投稿記録)
一部修正
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:シリーズの正当な続編。[[1991年]][[3月25日]]に[[Multi Video System|MVS]]版が稼働、同年[[7月1日]]に家庭用[[ネオジオ]]版が発売されている。
*バミューダトライアングル
:[[1987年]]に稼働したアーケードゲーム。『TANK』や『怒』と同様、8方向回転スイッチ付きレバーでショットの方向と自機の操作を行う。自機は戦闘母艦であるが、オプションとして本項目にある『SYD』が登場する。
:[[1987年]]に稼働したアーケードゲーム。
*WORLD WARS
:1987年に稼働したアーケードゲーム。『バミューダトライアングル』の別バージョンのような作品。ゲームシステムはほぼ同様であるが、ルールが簡略化されておりエネルギー制から自機制に変更されている
 
== 概要 ==
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アーマーは全部で8種類あり、ゲーム中にアイテムとして登場する3つのパーツ(ヘッド、左ウィング、右ウィングの順)をそれぞれ同種で揃えることで完成する。すでにパーツがいくつか揃っている時に別の種類のアーマーのパーツを取ってしまうと、パーツが無くなってしまうので注意。(ファミコン版は一まとめになっているので、アーマーを取るだけで使えるようになる。)
 
揃えたアーマーは(その時点ですでに使用中の物を除いて)各1つずつ保持できる。また、アーマーを(使用中の物は含めず)全種類揃えると、20万点のボーナスが入る。
 
アーマーを使用するには、レバーの左右で種類を選択し、装着ボタンを押せばよい(ただし、最低8ポイントのエネルギーが必要)
装着ボタンを押すとSYDが中央に強制移動し、アーマーのパーツが装着するイフェクトが発動し、装着となる
装着時のイフェクト中は無敵になるので、緊急回避的な利用も可能。
アーマーの種類によってはレーザーかミサイルのどちらかが強化され、それぞれの攻撃ボタンによって使用することができる。また、やはりアーマーの種類によっては、その使用中は通常のレーザー、ミサイル攻撃は不可能になる。
アーマー装着時にもう一度装着ボタンを押すとアーマーを外し(パージ)元の状態に戻る。装着時と違いイフェクトはないので無敵とならず、注意が必要である。
 
アーマーは使用(種類によっては時間経過)、もしくは、被弾するごとにエネルギーを消耗し、ゼロになると強制解除される。解除されたアーマーは、再びパーツをそろえないと使用できない。シールド以外のアーマーは、被弾する毎に4ポイントのエネルギーを消耗する。
アーマ未装着時、アーマー装着時共8ポイント以下になると通知音(装着時は警告音)が鳴る。この為、上級者はエネルギーゲージを見なくても装着タイミングや危険な状態が分かる。
 
なお、アーマーを利用するためのエネルギーは、1面スタート時には上限16ポイントとなっており、道中のポイントを取り続けることで最大24ポイントまで引き上げる事が出来る。これはゲームオーバーまで有効である。
 
=== アーマーの種類 ===
アーマーは青・黄・赤と色分けされており、青<黄<赤に従って高火力の攻撃を繰り出せるようになる。
*青系アーマー
;オクト(OCTO)アーマー
:レーザー系アーマー。8方向にレーザーを撃つ。発射されるレーザーは細長くシャープな楕円形の形状であり、射できず定間隔でしか発射できないため総合的な威力は低いが、エネルギー消耗は2ポイント/秒と高め。最初から使用可能。使い勝手はかなり悪いが、アーマーの並びとしては左端にあって選択しやすいため、緊急時のミス回避用の捨てアーマーとして使われることもある。
;シールド(SEALD(正しくは「SHIELD」))アーマー
:バリアーを張って、敵の攻撃を防ぐ。被弾するごとにエネルギーを2ポイント消耗。[[当たり判定]]は大きくなるが、敵の発射する弾ならエネルギーのある限り完全防御するので、最も使い勝手の良いアーマーと言える。最初から使用可能であり、エリア1後半でそろえられる為、エネルギーが貯まったらすぐに使用すると良い。上級者になると、「このアーマーさえあればどんな局面でもこなせる」と言われる程の安定した性能を誇っていた。
;キャノン(CANNON)アーマー
:レーザー系アーマー。正面方向に幅広(自機の3倍)で強力なレーザーを3連射出来る。貫通力はないがマックスパワーアップ時のさらに倍の威力をショット1発で持つため、空中系の中ボス・面ボスを瞬殺できる威力があるにも関わらず、エネルギーは1ポイント/秒と効率的。エリア1前半から登場
その攻撃力にも関わらず、エネルギーは1ポイント/秒と効率的であり、実はエリア1・3・4ボス(もしくはエリア6・8・9ボス)にとても効果的である。エリア1前半から登場。
*黄系アーマー
;ホーミング(HOMING)アーマー
:ミサイル系アーマー。曲線軌道の丸い、やや誘導が可能なミサイルを2発同時に前に撃つ。1射後しばらくして左右つき2ポイントを消耗するが、分裂して多く、地上の固定の敵を追尾して破壊できため、ピラミッドを破壊。(移動する砲台には誘導てエネルギーポイントを回収していけば、かり長時間使用できる。エリア2前半から登場。
1発につき2ポイントを消耗するが、固定された地上の多くの敵を破壊できるため、ピラミッドを破壊してエネルギーポイントを回収していけば、かなり長い時間使用できる。エリア2前半から登場。
;パラライザー(PARALYZER)アーマー
:自機正面に冷凍ビームを照射して、ザコ敵を凍らせられる。敵弾も消せるので、誘導弾や'''アンチレーザー弾'''を撃ってくるボス・中ボスに対し有効。エネルギー消耗は3ポイント/秒で、エリア2・4などに登場。
;ニュークリア(NUCLEAR)アーマー
:ミサイル系アーマー。核弾頭ミサイルを発射する。命中時のダメージは大きいが、弾速が遅く連射もできないので、機動力の高いボスなどには向かない。エネルギー消耗も1発あたり4ポイントと高め。エリア2後半から登場。効果音が印象的。
*赤系アーマー
;ファイヤー(FIRE)アーマー
:自機正面に破導波による炎を放射して、強烈なダメージを与える。対地/対空両面に有効で敵弾も消せるが、3ポイント/秒でエネルギーを消耗。エリア1後半から登場する。初心者にとっては'''ヘカテリアン'''攻略などに役に立つ。
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=== ポイントの種類 ===
;S(SPEED)ポイント(青)
:3つそろえるごとに、自機のスピードがアップする。1段階アップするごとに'''K(KEEP)ポイント(青)'''が登場し、これを取ると、自機がミスしてもスピードが初期状態に戻らなくなる。最高速(3段階目)のKポイントまで取ると、以降は'''裏Sポイント(茶色)'''となる。SYDの武装中唯一1段階毎に状態がキープ可能なフィーチャー
;L(LASER)ポイント(黄色)
:3つそろえるごとに、自機の対空攻撃がシングルからダブル、トリプルへとパワーアップする。トリプルになった後は'''Kポイント(黄色)'''が登場し、これを取ると、自機がミスしても対空攻撃が初期状態に戻らなくなる。Kポイントを取ると、以降は'''裏Lポイント(茶色)'''となる。
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:エネルギーゲージの最大値が1ポイント上昇する。限界(初期値の16ポイントを含めて24ポイント)まで上昇した後は、赤のEポイントとして登場する。
;P(PRESENT)ポイント(赤)
:残機が1機増える。(但しエクステンドのファンファーレは鳴らない)出現確率は低い。
;R(REVERSE)ポイント(茶色)
:一定の区間をリバースワープする。ワープと異なり、戻される途中にポイント回収はできない。敵やアイテムの出現数が有限のこのゲームにおいては、貴重な得点稼ぎ及びアーマー取得有効な手段となる。
特に、エリア2でこのポイントが出るか出ないかによって序盤の展開が左右される。
;裏S・L・Mポイント(茶色)
:それぞれスピード、レーザー、ミサイルのキープ効果を失わせ、さらに1ランクパワーダウンさせる。
;裏Eポイント(茶色)
:エネルギーチャージが4ポイント失われる。エネルギーが0の時に取得した場合、何も起こらない。裏ポイントの中ではどちらかというと被害が少ない方である。
;C(CANCEL)ポイント(茶色)
:全てのキープが失われパワーダウンする、最悪の裏ポイント。
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自機を攻撃する際に、一度点滅をしてから弾を発射するのが特徴。
*'''ピラミッド'''(50pts) - 破壊すると、アーマーのパーツやポイントが出現。
*'''ブラム'''(80pts) - 一門砲台。最も弱いが、赤い色の誘導弾(一定時間SYDをゆっくりと追尾し続け、時間経過後は通常弾と同じ軌道)を撃つことがあるので油断できない。
*'''ノクテア'''(100pts) - 三門砲台。密集配備が可能な小型砲台の中では,最も強力。
*'''ガリモス'''(150pts) - 五門砲台。大型であり、密集配備はできない。
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*'''モルト・ガンデ'''(1000pts) - [[三葉虫]]のようなデザインで、エリア1中盤から登場。戦略小型メカノクレートの主力機。『[[ミラーマン]]』の15話に登場したジャバラや『[[Xボンバー]]』のゲルマ母艦のようなものをイメージしてデザインされた。
*'''オバノン'''(1500pts) - ムカデのようなデザインで、2匹ペアで登場する事が多い。エリア2から登場。'''ボンボネラ'''の小型量産型。頭部がシームレス化された'''オバノンII'''というものも存在するが、実はこの頭部は'''ガリモス'''の初期デザインを流用したもの。
*'''テラノア'''(1500pts) - 蝙蝠のような翼を持つ飛行物体で、エリア3から登場。どちらかというと可変翼戦闘機のデザインに近い。設定によると、大気圏内では本来の能力を発揮できていないらしい。デザイナーが社長に「蝙蝠を作れ」と指示されてデザインしたもの。
*'''モンゴ'''(1000pts) - 顔のような不気味なデザインをしている。登場は、かなり後のエリアになってから。強固なヘッドシールドと長距離航行用ブースタを持つ。名前の由来は紋甲烏賊。初期デザインではヘッドシールド部分にもディテールが描かれていたが、顔が目立たなくなってしまうので敢えて無くされた。
 
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*'''ハノマス・ズイ''' - ズイ級クレートシップ。エリア2で登場。ゆっくり移動しつつ、弾を撃ってくる(3way→5way→誘導弾)。画面上付近を左右に動くモードになると、大型高速弾(先端部と尾部の2ヶ所に当たり判定があり、直撃されると2発分のダメージを受ける)を撃ってくる。対空攻撃は効果がないが、ミサイルが連射できる状態にパワーアップしていれば簡単に倒せる。エリア8には、ズイ級クレートシップの第3段階の'''ゾレニア・ズイ'''という同種が登場。これはもともと、ハノマス・ズイのデザインを顔にしたものだった。
*'''シャリプトラ''' - エリア3で登場する、サソリのようなボス。火器強化タイプのメカノクレート。弱点である頭部からは大型高速弾を吐いてくる上、両腕でガードしているので厄介。エリア9では'''再生シャリプトラ'''となって登場。
*'''ボンボネラ''' - 無数のヴァリスが連なるように合体した、いわゆる多関節(龍)系のボス。初期のメカノクレートのコンセプトモデル。自機を完全に無視して特定のコースを移動しつつ、大量の弾をばら撒く(3way→5way→誘導弾)。頭部が弱点であり、その部分を狙い打つのが効果的。エリア4のボスであり、エリア10では'''ボンボネラⅡ'''が登場する。
*'''ギガ・ビット''' - 登場するのはエリア5だが、具体的な攻略法を知らないと、正攻法(=シールド以外のアーマーを使わない)倒すことは困難。しかし、得点稼ぎをする合は、アーマー無しで倒せるようになる事は必須。テレポート能力、もしくはモロフ砲台のようにフィールド潜行能力を備えていると思われ、合計4機があちこちに移動しつつ攻撃と消失(テレポート)を繰り返す。しかし、テレポート時に僅かにその移動が見えるため、その場所において再出現位置予測し、レーザーを打ち込むのが基本の攻略。具体的な攻略法(テレポートパターン)を知らないと、正攻法(=シールドアーマーを装備するか、アーマーを使わない)で倒すことかなり困難であるが、得点稼ぎをする場合は、テレポートパターンを熟知し単機で倒せるようになる必要がある。得点稼ぎをしない場合はサンダーアーマー1回の攻撃で全機同時破壊可能。エリア11では同種の'''テラ・ビット'''が登場する。
*'''ジョジョ・ゼゼ''' - エリア6の最奥部そのものであり、周辺砲台(4基)、中央砲台、底部(機関部?)の3層構造から成る。周辺砲台・中央砲台は845機雷を放出する時の開いた状態でないとミサイル系の攻撃が通じず、サンダーアーマーでも3回にわたる攻撃が必要だが、最初の2層は、845機雷をあしらいつつ普通にミサイルで対処が可能。エリア12では'''ジョジョ・ゼゼⅡ'''が登場し、これを破壊すればオールクリアとなる。
 
== その他 ==