「アンドレアス・ヴェルクマイスター」の版間の差分

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==音楽理論==
ヴェルクマイスターは後世には[[音楽理論家]] として、より広く知られるようになった。特に著作''Musicae mathematicae hodegus curiosus…'' (1687)と、''Musikalische Temperatur, oder…'' (1691)は代表作であり、後に[[平均律]]と呼ばれるようになった調律について記述している ([[ヴェルクマイスター調律]])参照。[[File:Werckmeister-op2.jpg|thumb|Title page of Andreas Werckmeister, ''Orgelprobe'' (1698).]]
ヴェルクマイスターの著作、なかでも[[対位法]]に関して[[ヨハン・セバスティアン・バッハ]]はよく知っていた。ヴェルクマイスターは熟達した対位法、特に[[転回対位法]] {{ref|1}}は天体の通常運行と結び付けられている、と信じていた。これは[[ヨハネス・ケプラー]]著作「[[宇宙の調和]] Harmonice Mundi]]における見解の反映である。George Buelowによると「この時代の他の著作家は、神の仕事の結果として、そう明確に音楽を考えなかった」{{ref|2}}が、バッハの見解とは合うものであった。ヴェルクマイスターは対位法に記述の焦点を合わせていたのだが、彼の作品は、その根底にある和声的原則を強調している。
 
==その他==