「戦闘少女 血の鉄仮面伝説」の版間の差分

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|画像解説=
|監督=[[井口昇]]<br />[[西村喜廣]]<br />[[坂口拓]]
|製作総指揮=
|製作=佐藤現<br />木村俊樹
|脚本=[[継田淳]]
|原案=井口昇
|製作=佐藤現<br />木村俊樹
|製作総指揮=
|出演者=[[杉本有美]]<br />[[森田涼花]]<br />[[高山侑子]]<br />他
|音楽=[[中川孝]]
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|imdb_id=
}}
『'''戦闘少女 血の鉄仮面伝説'''』(せんとうしょうじょ ちのてつかめんでんせつ)は、[[2010年]][[5月22日]]から[[映画のレイティングシステム|R18+指定作品]]として日本全国で公開された日本映画。[[杉本有美]]の初主演作品で、日本以外の10ヶ国での公開も決まっている<ref>[http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2010/05/30/03.html 杉本有美 初主演アクション映画で世界進出](『[[スポーツニッポン]]』2010年5月30日付)を参照。ちなみに、予告動画などでは、クランクアップ直後(2010年3月時点)の情報として「世界7ヶ国で公開」と謳っている([http://www.youtube.com/watch?v=Z7ifADppW4Y 『戦闘少女 血の鉄仮面伝説』特報]を参照)。</ref>
 
日本での劇場公開時のキャッチフレーズは「'''全世界へ、宣戦布告。'''」「'''死んでなんか いられない'''<ref>[http://sentoshojo.seesaa.net/article/145459434.html 高橋が作成した当作品ポスタービジュアル]を参照</ref>日本以外の国では、『'''Mutant Girls Squad'''』というタイトルで公開される。
 
== 概要 ==
* 約90分の本編を3章に分けたうえで、3人の監督が各章を撮影するという異例の構成。[[井口昇]]を総監督(ドラマパート担当)に、[[西村喜廣]]が特殊効果パート、[[坂口拓]]がアクションパートの監督を務めた。坂口は、映画の本編でも、俳優として物語のキーパーソンを演じている。
* 井口にとっては、『[[片腕マシンガール]]』([[2007年]]劇場公開)以来のスプラッターアクション作品<ref>[http://blog.livedoor.jp/iguchinoboru/archives/51466458.html 2010年2月2日付で更新された井口のブログ]</ref>出演者・設定・役名の一部は、過去に井口や西村が監督した作品と共通している<ref>「ヒルコ」の設定や、役名の「よしえ(佳恵)」などは、井口の監督作品に共通。また、亜紗美・島津は『片腕マシンガール』、村田・早坂・長野は『ロボゲイシャ』、泉は『東京残酷警察』『吸血少女VS少女フランケン』『フランケンvs吸血少女』へそれぞれ出演していた。([http://sentoshojo.seesaa.net/category/7814808-1.html 当作品公式ブログでの出演者インタビュー【MUTANT GIRLS-INTERVIEW-】]などを参照)</ref>
* 物語の中心になる「戦闘少女」役には、過去に出演した映画でアクションシーンを経験している杉本、[[森田涼花]]、[[高山侑子]]を起用。劇場公開前の告知などでは、「'''監督:井口昇×西村喜廣×坂口拓'''」との表記に対して、「'''トリプル主演:杉本有美×森田涼花×高山侑子'''」「'''美しき新人類(ミュータント)、覚醒。'''」と謳っている<ref>前出・「『戦闘少女 血の鉄仮面伝説』特報」での出演者紹介や、[http://sentoshojo.seesaa.net/article/144289444.html 劇場配布用のチラシ]などを参照。</ref>ちなみに、杉本と森田は、[[東映]]「[[スーパー戦隊シリーズ]]」に戦隊メンバーとして出演していた<ref>杉本は『[[炎神戦隊ゴーオンジャー]]』に須塔美羽 /ゴーオンシルバー役、森田は『[[侍戦隊シンケンジャー]]』に花織ことは / シンケンイエロー役でそれぞれ出演。当作品の撮影期間中に公開された映画『[[侍戦隊シンケンジャーVSゴーオンジャー 銀幕BANG!!]]』では、両者が直接絡むシーンこそ少ないものの、共演を経験している。また高山は、学園アクション映画『[[新・花のあすか組!|花のあすか組NEO!]]』(2009年4月25日公開)に主演。当作品上映期間中の2010年6月5日から公開の映画『[[仮面ライダー×仮面ライダー×仮面ライダー THE MOVIE 超・電王トリロジー]]』では、『EPISODE BLUE 派遣イマジンはNEWトラル』 に登場すした。ちなみに杉本は、当作品の撮影に入る前に、坂口から「特撮作品とは違う」とのアドバイスを受けたという(『映画秘宝』2010年5月号に掲載のインタビュー記事より)。</ref>
*当作品では初夏の時期を想定。出演者も夏向きの衣装で登場しているが、実際には2010年2月2日から16日にかけて日本国内で撮影された<ref>撮影期間中の杉本の公式ブログや、当作品DVDに所収のメイキング映像『戦闘少女 戦闘記録』を参照。</ref>撮影では、ロケ中に降雪や氷点下の気温に見舞われる日が続出。また、西村担当のパートでは、1日に200カットを超えるペースで撮影したこともあった<ref>前述の『戦闘少女 戦闘記録』より。ちなみに西村は、撮影現場から発信した[[ツイッター]]や撮影終了後のインタビューなどで、撮影現場の寒さを「(撮影で用意した)血糊が凍るほど」と表現している。また、杉本の下に台本が届いたのは、クランクインの1週間前(『[[映画秘宝]]』2010年5月号に掲載の杉本へのインタビュー記事より)。当の杉本も、クランクイン直前に高熱で体調を崩したが、「人生初」というニンニク注射を打ってまで撮影に臨んだ([http://ameblo.jp/sugimoto-yumi/day-20100202.html クランクインの直前に更新された杉本の公式ブログ]を参照)。</ref>
=== 日本国内での展開 ===
*日本では、[[2010年]][[5月22日]]から東京・名古屋、[[6月5日]]から大阪・広島・福岡のミニシアターで上映開始。以上の地区での公開期間が終了した後も、岡山・京都・神戸・仙台・甲府の各都市の映画館で上映されている。ただし、[[映画倫理委員会|映倫]]の事前審査で「R-15に限りなくに近い内容」としてR18+指定を受けたことなどから、大半の上映館ではレイトショー形式で公開された。<ref>[http://contents.oricon.co.jp/news/confidence/76864/ アイドルアクション映画『戦闘少女』世界10ヶ国に配給決定]などを参照</ref>映画館以外でも、同年9月に、[[高崎映画祭]]の関連イベント「ファンタスティックオールナイト2010」で[[群馬県]]内での初公開が実現している<ref>[http://takasaki.keizai.biz/headline/1216/ 高崎に「ゾンビ」、戦隊ヒーローものの「美少女」](『高崎前橋経済新聞』2010年8月20日付)</ref>
*2010年8月6日に東映ビデオから、日本語版でDVDを発売。本編からのスピンオフ映像として、佳恵(よしえ)役の森田が主演する劇場未公開のショートムービー『YOSHIE ZERO 戦闘少女外伝』も収録された<ref>[http://www.toei-video.co.jp/DVD/sp21/sentoshojo.html 東映ビデオ 戦闘少女 血の鉄仮面伝説]</ref>
 
=== 日本国外への展開 ===
*クランクインの前から、日本以外の国でも、『'''Mutant Girls Squad'''』として映画祭などで上映することが内定<ref>[http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2010/02/01/01.html 元JJモデル 映画初主演いきなり世界デビュー](『スポーツニッポン』2010年2月1日付)。</ref>さらに、日本での劇場公開を機に、[[ドイツ]]、[[オランダ]]、[[オーストラリア]]など10ヶ国で公開されることも発表された<ref>前出『スポーツニッポン』2010年5月30日付記事を参照。日本では、海外公開に先んじて、東京・シアターN渋谷で英語字幕版が公開された(同年6月12日~18日)。</ref>
*英語字幕版については、2010年7月開催の[[アメリカ合衆国]]・ニューヨークアジア映画祭(NYAFF)<ref>[http://subwaycinemanews.com/archives/990 NEWYORK ASIAN FILM FESTIVAL 2010: the Japanese line-up]</ref>を皮切りに、オランダ、[[カナダ]]、[[イギリス]]、[[フランス]]、[[ポルトガル]]、[[韓国]]、[[スイス]]、[[カナダ]]、[[スウェーデン]]、[[オーストリア]]の映画祭で相次いで公開<ref>実際に出展した日本以外の国での映画祭についての情報は、[http://www.sushi-typhoon.com/category/events/mutant-girls-squad Mutant Girls Squad | Sushi Typhoon]を参照。</ref>[[映画祭|世界3大ファンタスティック映画祭]]の1つである[[シッチェス・カタロニア国際映画祭]](Sitges Film Festival 2010、[[スペイン]])では、MIDNIGHT X-TREME部門の最優秀作品賞(Best Motion Picture)に選ばれた<ref>[http://www.abandomoviez.net/reportaje.php?id_reportaje=37&pag=36 Reportaje: Especial: SITGES 2010](公式発表)、[http://sentoshojo.seesaa.net/category/7712404-1.html シッチェス・カタロニア国際映画祭で受賞!!!](当作品の公式ブログ)を参照。</ref>
*当作品のクランクアップから1年後に当たる[[2011年]][[2月22日]]には、英語字幕版DVDを発売した<ref>[http://www.fangoria.com/index.php?option=com_content&view=article&id=2133:assorted-horror-dvd-news&catid=1:latest-news&Itemid=167 FANGORIA:Assorted horror DVD news]</ref>
 
== あらすじ ==
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実は、超人的な能力を持つヒルコは、長きにわたって時の権力者から迫害を受け続けてきた。ヒルコの精神的な支柱に当たる如月は、日本政府の転覆と、ヒルコを迫害してきた人間への復讐を画策。ヒルコの子孫に当たる少女を日本各地から集めては、秘密の武装訓練を通じて「ミュータントガールズ(ヒルコ少女隊)」に仕立ててきた。
 
玲が指導する訓練に加わった凜は、ナース服姿の少女・佳恵からの激励などを受けて、心身とも急激に成長。その結果、「(ミュータントとしての)能力が覚醒したら外れる」という鉄仮面は、如月ですら驚くほどの早さで凜の顔から外れた。そして、凜・玲・佳恵は、「ヒルコ少女隊」の一員として特殊部隊と対決。ミュータントならではの能力と、アクロバティックなアクションを武器に、日本政府を敵に回し出すのだが・・。 <ref>[http://www.sentoshojo.jp/story.htm 当作品公式サイトでのストーリー紹介]から再構成</ref>
 
== スタッフ ==
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== 主題歌 ==
[[noodles]]『メロウメタリカ』([[DELICIOUS LABEL]])
 
== 脚注 ==
<div class="references-small"><references /></div>
 
== 外部リンク ==
* [http://www.sentoshojo.jp/ 戦闘少女 血の鉄仮面伝説 OFFICIAL SITE]
* [http://sentoshojo.seesaa.net/ 戦闘少女 血の鉄仮面伝説 Official Blog]
 
== 脚注 ==
<div class="references-small"><references /></div>
 
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[[Category:アクション映画]]
[[Category:ホラー映画]]
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