「水生カメムシ類」の版間の差分

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Tomokawa (会話 | 投稿記録)
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[[水田]]では、[[1950年代]](昭和20年代)頃まではタガメがごく普通に見られたが、[[1970年代]](昭和40年代)には既に非常に少なくなり、タイコウチばかりが目立つようになる。[[1980年代]]以降では、それも非常に少なくなり、多くの場所ではミズカマキリがまれに見られる程度となった。このような水生カメムシの急激な減少は、農薬散布や周辺環境の変化、それにともなった[[カエル]]や[[メダカ]]などの餌動物の減少などが大きく影響していると考えられている。また、ペット業者やその関係者などによる捕獲が多少なりとも影響を及ぼしている可能性もある。
 
[[ビオトープ]]池などのように、彼らの暮らしやすい環境を整えた場所では、ミズカマキリやタイコウチはすぐ繁殖するようになるが、タガメのような大型種の場合、より広い範囲で十分な餌が得られる環境が必要であろう。
 
== 分類 ==