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[[ツール・ド・フランス1967|1967年]][[7月13日]]、イギリス人の著名なレーサー、[[トム・シンプソン]]が、服用していた[[アンフェタミン]]と[[アルコール]]、そして[[熱中症]]の複合作用によりレース中に死亡した。これがモン・ヴァントゥに悪評を招きよせ、今日に至るまで「'''死の山'''」「'''魔の山'''」と形容される所以である。山頂直下にはシンプソンの記念碑が建立されており、自転車ファンの聖地となっている。[[ツール・ド・フランス1970|1970年]]には、かの[[エディ・メルクス]]がこの山頂ゴールを制したもののリタイヤ寸前にまで追い込まれている。彼はゴール後に酸素吸入を必要とするほどのダメージを受けていたが、その後のステージでも総合首位を守り、結局は総合優勝を勝ち取った。
 
また、ツールのコースにない場合でも、6月にフランスで開催されるツールの前哨戦でもある[[クリテリウム・デュ・フィネ|クベレテリウム・ドゥ・ドーフィネ]]でも頻繁に使われる。2008年3月の[[パリ〜ニース2008 | パリ~ニース]]でも取り入れられたが頂上は雪で覆われており、標高で500mほど下がった[[モンスラン]]峠がゴールとなった。
 
===モン・ヴァントゥにおける記録===
現在の登坂記録は、[[2004年]]のドーフィネ・リベレにおける[[イバン・マヨ]]の55分51秒である。
 
====モン・ヴァントゥがゴール地点====