「トラクションコントロールシステム」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
Wp20120621 (会話 | 投稿記録)
NSX GT-1 96 (会話 | 投稿記録)
m編集の要約なし
1行目:
'''トラクションコントロールシステム'''(Traction Control System、略称 TCS)は[[自動車]]の制御機構の一種で、発進・加速時のタイヤの[[空転]]を防止する装置である。一般的に使用される略称は'''TCS'''であるが、[[トヨタ自動車]]では、'''TRC'''('''TR'''action '''C'''ontrol)、[[三菱自動車]]では、'''TCL'''('''T'''raction '''C'''ontro'''L''')という異なる略称をそれぞれ用いて呼称している。近年では[[オートバイ]]でも採用されている。
 
== 概要 ==
33行目:
 
== モータースポーツ ==
[[モータースポーツ]]においては、特にレースのスタート時やコーナーからの立ち上がりにおいて、一般車両よりはるかに大きな駆動力がタイヤに与えられることになる。また、[[ラリー]]においては凍結路面や[[サーキット#主な設備|グラベル]]といった摩擦係数の低い路面が舞台となる。こうした状況でより高速に走行するためには、必然的に空転を防ぐ操作が必要になる。
 
このため、1980年代から1990年代にかけて多くのレース用車両にトラクションコントロール機能が導入されるようになったが、こうした機構がドライバーの技能差を埋めてしまうため、スポーツとしての興味がそがれるという批判も多い。ただし、トラクションコントロール介入寸前の「美味しい領域」を使いきれるか否かはドライバーの技能次第となる。また、開発にかかる経費などを抑制する必要性も叫ばれ、トラクションコントロール機能を禁止としたレースカテゴリーもある。
50行目:
* [[空転]]
* [[ブレーキ]]
 
 
{{自動車部品}}
{{自動車}}
 
{{DEFAULTSORT:とらくしよんこんとろおるしすてむ}}