「インフォマティクス」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
現在の英語版では情報科学は冒頭部に入っていない。エンジニアリングを「設計」だなんて訳しはしない
編集の要約なし
3行目:
'''インフォマティクス'''([[英語]]:informatics)は、[[情報処理]](information processing)、[[情報システム]](information system)の工学、などを含む分野である。[[情報科学]]の記事も参照のこと。自然物または人工物としての情報の管理、構築、蓄積などを研究対象とし、概念的あるいは理論的な基盤の発達を目的とする。コンピュータの発達により、個人的にも組織的にも情報をコンピュータで扱うようになり、現在では主に社会的認知の側面を対象とした情報技術の影響を研究が行なわれている。
 
学術分野の名称の統合により、例えば[[バイオインフォマティクス]](bioinformatics)など、インフォマティクスという用語は特殊化された情報の管理やデータ処理、情報知識の統合、概念的または理論的な情報の統合といった事柄を示す。これらは[[情報学]]乃至[[図書館情報学]](library and information science)とも関係している。
 
インフォマティクスの範囲は[[情報理論]](information theory)-情報の特別な数学的概念を対象とする分野-よりも広い。社会に存在する情報の集合や分類、操作、蓄積、検索あるいは拡張性を範囲内に収め、さらに[[人工知能]](artificial intelligence)-コンピュータの知能、学習、適応性を研究する分野-や[[計算機科学]](computer science)-コンピュータを扱った情報処理、コミュニケーション、計算装置の設計を扱う分野-とも深く関係している。