「マッキューン=ライシャワー式」の版間の差分

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安祐奭 (会話 | 投稿記録)
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|alphabet=Maekyun–Raisyawo Pyogibeop<br />Maek'yun–Raisyawŏ P'yogipŏp<br />McCune–Reischauer
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'''マッキューン=ライシャワー式'''(-しき、英語:McCune–Reischauer)は、[[朝鮮語]]の[[ラテン文字]]転写の方法の一つである。略称は'''M-R式'''。[[大韓民国]]では1984年から2000年まで、この方式を若干修正した「'''文教部1984年'''」を使用されしていた。韓国国外では広く使用が続いている。
 
== 歴史 ==
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その後、マッキューンは本方式の普及に努めた。[[アメリカ陸軍]]の陸地測量部にも本方式が採用されたため、[[朝鮮戦争]]では本方式が地名表記の基礎として使用された<ref name="Reischauer115116" />。
 
韓国では、[[1984年]]から[[2000年]]まで「'''文教部1984年'''」という本方式を若干修正した方式<ref>違いは、母音「i」の前で、M-R式では「s」のところを「sh」とつづることである。</ref>を使用されていたが、現在では[[文化観光部2000年式]]が使われている。一対一の字訳である[[イェール式]]もあるが、それは主に[[言語学]]などの学術的文章に用いられるのみである。また、[[20世紀]]初頭には、朝鮮語を[[キリル文字]]で表記しようという試みもあった。現在でも[[朝鮮民主主義人民共和国|北朝鮮]]ではラテン文字表記だけでなくキリル文字表記の方法も規範化している。
 
国内外の研究団体はいまだにマッキューン=ライシャワー式やイェール式を使っており、普遍的に文化観光部2000年式が使われているわけではない。