「OPS-28」の版間の差分

|frequency = [[電波の周波数による分類#IEEEのマイクロ波の周波数による分類|LC (DG) バンド]]<br />(1.2〜2 MHz)<ref name="Friedman2006"/>

[[アンテナ]]はパラボリック・シリンダー型の導波管スロット・アレイ・アンテナであり、ロール角15度、ピッチ角7度まで対応できる<ref name="Friedman2006">{{Cite book|author= Norman Friedman|title= The Naval Institute guide to world naval weapon systems|year= 2006|publisher=Naval Institute Press|isbn=9781557502629|url= http://books.google.co.jp/books?id=4S3h8j_NEmkC}}</ref>。レーダー送信管としては進行波管（[[:en:Traveling-wave tube|TWT]]）および交差電力増幅管（[[:en:Crossed-field amplifier|CFA]]）が採用されており、通常航海に使用する場合はマグネトロンを使用した別の送信機に切り替えて使用する。動作周波数はLC (G) バンド<ref name="Friedman2006長井1991">{{Cite bookjournal|和書|author= Norman Friedman長井荒人|titleyear= The Naval Institute guide to world naval weapon systems1991|yearmonth= 20063|publishertitle=Naval Institute Press海上自衛隊の現有艦載レーダー|isbnjournal=9781557502629[[世界の艦船]]|urlissue= http://books.google.co.jp/books?id433|pages=4S3h8j_NEmkC84-89|publisher=海人社}}</ref>（G/Hバンドとの説もある）。継続的に改良を受けており、[[敵味方識別装置|IFF]]アンテナの取り付け方式などに応じてB,C,D型など複数の形式がある。[[しらね型護衛艦|しらね型]]以降の[[護衛艦]]などに搭載されている。

水上目標のみならず、[[2次元レーダー|二次元対空レーダー]]として低空を飛行する[[対艦ミサイル]]などの探知にも使用でき、アメリカのMk.23 TASと同様のものとされている<ref name="Friedman2006"/>。従来の対水上レーダーが、シースキマーに対する正面からの探知距離がおおむね電波の見通し線程度であったのに対し、ほぼ倍増している<ref name="長井1991"/>。ただし、遠距離における精密捜索を重視したことで、近距離での捜索能力が低下し、これを補うため、OPS-28の搭載艦においては[[OPS-20]]航海レーダーも搭載されることが多い。

** [[はつゆきこんごう型護衛艦]]（63/02/03/05DDG）

** [[ゆうばりあたご型護衛艦]]（14/15DDG）

** [[あぶくまはつゆき型護衛艦]]（52〜57DD）

** [[こんごうあさぎり型護衛艦]]（58〜61DD）

** [[むらさめ型護衛艦]]（03〜09DD）

** [[たかなみ型護衛艦]]（10〜13DD）

** [[あたご型護衛艦#護衛艦（DE）|護衛艦（DE）]]

** [[おおすみ型輸送艦]]（05/10/11LST）

** [[ましゅう型補給艦]]（12/13AOE）