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[[File:Elleboogkruk.jpg|thumb|200px|ロフストランドクラッチ]]
'''ロフストランドクラッチ'''とは医療用補助器具の1つで、前腕部支持型杖とも呼ばれ、腕に装着して使用する片手用
ステッキの様な形状の杖にカフと呼ばれる肘(腕)を固定するサポート機構が備えられている。グリップを握り締めた力と、カフで固定した肘部分の力が杖先に伝わるよう、絶妙な角度で杖の支柱が伸びているのが特徴的で、この角度によってグリップとカフで固定した力が真っ直ぐ杖の先に伝わる設計になっている。
多くの製品はグリップから下(接地点)までの長さと、グリップから上(カフ)までの長さを調整できる機構を備えている。最近は後者の調整機構が無い[[エルゴグリフクラッチ]]という
カフには'''U型のオープンカフ'''と、'''O型のクローズカフ'''があり、当然ながらクローズカフの方がホールド性が高く、力が入りやすい。またグリップを手放した時に杖を落とすことも防げるからポケットから財布を取り出したりする場合に案外便利である。しかしクローズカフはリングの中に腕を通さなくてはならない為、冬場に厚手の上着を着ていると腕が入らないという不便さもある
▲カフには'''U型のオープンカフ'''と、'''O型のクローズカフ'''があり、当然ながらクローズカフの方がホールド性が高く、力が入りやすい。またグリップを手放した時に杖を落とすことも防げるからポケットから財布を取り出したりする場合に案外便利である。しかしクローズカフはリングの中に腕を通さなくてはならない為、冬場に厚手の上着を着ていると腕が入らないという不便さもある。手軽さではオープンカフ、ホールド性ではクローズカフを選択する事になるだろうが、本来は腕力の状態で選ぶべきだろう。もちろんサイズは個々の腕の太さに合うよう慎重に選びたい。
片杖がリハビリに向いている理由を記す。両手に持った松葉杖はサポート部を脇に当てる事でしっかりした安定性を確保できるため、体重の多くを上半身で支えることが出来る。しかし多くの場合リハビリ段階に入ると、これが裏目に出てしまい過剰に足をかばってしまう事になる。そこで松葉杖を一本にしたり、ロフストランドクラッチや、[[エルゴグリフクラッチ]]に移行する事で体重を否応ナシに足に荷重して行く訓練をすることが、昨今の医療的にはリハビリよりもより効果的だと言われる。特に骨折の場合は体重を骨に加える事からギプスを巻いて体重をかけなかった期間に衰えた(細った)骨の強化を期待出来る。しかし痛いからと言ってそれを怠ると骨が細く弱くなりまた骨折してしまう事も危惧され
== 関連項目 ==
*[[松葉杖]]
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