「表決数」の版間の差分

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多数決には次のような方法がある。
; 過半数(絶対多数)
: 全体の半数以上の多数をもって決する方法で最も原則的な形態とされる<ref name="matsuzawa-457"/><ref name="higuchi-nakamura-satou-urabe-117">樋口陽一・中村睦男・佐藤幸治・浦部法穂著 『注解法律学全集3 憲法Ⅲ(第41条~第75条)』 青林書院、1998年、117頁</ref>。過半数は絶対多数とも呼ばれる<ref name="matsuzawa-457"/>。
; 比較多数
: 過半数に達しているか否かを問わず相対的に多数であるものによって決する方法<ref name="matsuzawa-457"/>。この方法では少数者の意思によって決することになる場合を生じることがあり、事実上少数支配を肯定する結果となるため一般には採用されない<ref name="satou-731">佐藤功著 『新版 憲法(下)』 有斐閣、1984年、731頁</ref><ref name="higuchi-nakamura-satou-urabe-117"/>。
; 特別多数
: 過半数よりもさらに多い特定の数をもって決する方法<ref name="matsuzawa-457"/>。意思決定を著しく困難なものにするおそれがあるため特に重要な議事についてのみ例外的に採用される<ref name="higuchi-nakamura-satou-urabe-117"/>。
 
なお、「'''相対多数'''」というときは比較多数を意味するが<ref name="gikaiyougo-274"/>、「'''絶対多数'''」というときは比較多数の対義語として過半数と特別多数の総称として用いられる場合<ref name="gikaiyougo-274"/>のほか、単に過半数を指して用いられる場合<ref name="matsuzawa-457"/>もある。
 
== 議会 ==
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