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{{dablink|1=
* '''畑'''(はた) - [[福岡県]][[豊前市]]、[[千葉県]][[館山市]]、[[千葉県]][[鴨川市]]の地名。
* '''畠'''(はた) - [[京都府]][[京田辺市]]の地名。
* '''畑'''(はたけ) - [[農地]]の一種。当項目で解説する。
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{{wakumigi|[[画像ファイル:Atsumi cabe.JPG|thumb|250px|noneright|[[キャベツ]]畑]]}}
 
'''畑'''('''畠'''、はたけ)とは、[[イネ|稲]]以外の[[穀物]]、または[[野菜]]、[[豆]]、[[芋]]、[[果樹]]などを栽培するために耕され、区画された[[農地]]をいう。畑は水を張らない耕作地ともいえ、水の無い田と言うことで'''陸田'''と呼ぶこともある。畑に作物を作ることを'''畑作'''という。
 
[[中世]]の[[日本]]においては、焼畑(後述)を「畑」(「火田(かでん)」)、それ以外を「畠」(「白田(はくでん)」)と表記して区別されていたが、今日では両者の区別をせずに「畑」と表記することがほとんどである。ちなみに、「[[wikt:|畑]]」も「[[wikt:畠|]]」も、日本で作られた[[国字]]である。
 
還元型である水田とは異なり、畑地は酸化型の土壌である。そのため窒素成分が酸化され硝酸態窒素となる。土壌はマイナスに荷電しているので硝酸態窒素を吸着することができず、雨水で流出しやすくなる。