「110フィルム」の版間の差分

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新規製造販売されるカメラがなくなり、1990年代末期にコダックが、126フィルムや[[ディスクフィルム]]の製造を中止した以降も、一部の根強い需要により110フィルムの供給が続いていた。しかし、[[アグファフォト]]は2008年(平成20年)12月、コダックは2009年(平成21年)3月に110フィルムの製造販売を終了した<ref>[http://www.superheadz.com/110/news.html 110 filmに関する重要なお知らせ]、[[パワーショベル (企業)]]、2011年12月20日閲覧。</ref>。最後に残った[[富士フイルム]]の製品も、同年9月に生産を終了<ref>{{cite web|title=Sayonara 110 – Fujifilm discontinues 110 colour negative film|url=http://www.japanexposures.com/2009/10/05/sayonara-110-fujifilm-discontinues-110-colour-negative-film/|work=|archiveurl=http://www.webcitation.org/5kLgT5ozh|archivedate=2009-10-07|deadurl=no|accessdate=2009-10-05}}</ref>。イタリアの[[フェッラーニア]]も同年に生産終了したとされており<ref>[http://www.frugalphotographer.com/info-110.htm The 110 "Pocket Instamatic" format] {{en icon}}, 2011年12月20日閲覧。</ref><ref>[http://ferrania.jp/aboutus.html Ferrania社について]、2011年12月20日閲覧。</ref>、概ね2010年(平成22年)の時点でネガカラーフィルムは全て生産終了し、店頭販売もほぼ行われていない状況となった。
 
2010年(平成22年)に{{仮リンク|アドックス|en|ADOX}}が、翌年中盤から発売する[[モノクロフィルム]]「アドックスパン400」において110フィルムも併せて発売されると発表したが<ref>[http://www.adox.de/english/ADOX%20Films/Premium/ADOX-PAN-400/PAN400.html ADOX PAN 400] {{en icon}}, {{仮リンク|アドックス|en|ADOX}}、2011年12月20日閲覧。</ref>、その後問題が発生し、発売時期が未定となった<ref>[http://www.adox.de/english/ADOX%20Films/110/110.html ADOX 110 Film]2011年12月25日閲覧。</ref>。
2012年(平成24年)、[[ロモグラフィー]]がISO100のモノクロフィルム、'''Orca 110 B&W Film'''の発売を発表し、同年5月から出荷が始まっている。
また、7月4日には、ISO200のカラーネガフィルム、'''Color Tiger 110'''を発売した。<ref>[http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/20120705_544957.html ロモグラフィー、カラーの110ネガフィルム「Lomography Color Tiger 110」]
 
== 写真機 ==