「うりこひめとあまのじゃく」の版間の差分

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==昔話の要約==
 
 
''ウリから産まれた瓜子姫は、おじいさんとおばあさんにたいそう大事に育てられる。''
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''おじいさんとおばあさんが町に買い物にでている間に[[天邪鬼]]にだまされて、連れ去られてしまう。''
 
話の詳細は地方によって様々であり、[[北地方日本]]では姫が死んでしまうという結末になっているものが多い{{要出典|date<ref name=2012年6月}}"桜澤麻伊">[[桜澤麻伊]]『世界でいちばん怖い 血ぬられた日本の童話』[[ぶんか社]]</ref>。言葉巧みに柿の木に上らされ墜落死するという筋のものや、ただ殺されるのみならず剥いだ生皮を天邪鬼がかぶり、着物を着て姫に成りすまし老夫婦に姫の肉を料理して食わせるといった陰惨な話も伝えられる。[[西日本]]では対照的に、木から吊るされたり降りられなくなっているだけで死んではおらず、木の上から天邪鬼の悪行を訴え助けられるという話になっていることが多い{{要出典|date<ref name=2012年6月}}"桜澤麻伊"></ref>。天邪鬼の目的も単なるいたずらから、姫に成り代わり輿入れを図るなど様々である。
 
姫に成りすました天邪鬼が輿入れしようとするのを、木に吊るされた姫(あるいは殺された姫の骨から化生した小鳥)が告発するという内容になっているものもあり{{要出典|date=2012年6月}}、[[シンデレラ]]などに代表される花嫁入れ替わり型の民話の一形態とも考えられる。