「キャッシュ・フロー計算書」の版間の差分

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== 直接法と間接法 ==
キャッシュ・フロー計算書を作成する方法には、直接法と間接法がある。直接法は現金収支に収益・費用を関連付けて計算するのに対して、間接法は利益から非資金性費用を加算して資産・負債の増加減少を逆算する事により計算する方法である。実務では間接法によることが多い。これは、特に連結での直接法キャッシュ・フロー計算書が作成困難であり、比較的に間接法によって作成することが簡便であることが理由の一つである。直接法は間接法に比べてキャッシュ・フローに対する収益・費用の関連性を表記できる反面、実務が煩雑である難点を持つ。
 連結直接法キャッシュ・フロー計算書を作成するためには、通常、連結側に取り込まれない「売上原価」の内訳を連結側に取り込み、内訳毎の連結消去が必要となる。しかし、この機能を実現している連結会計システムはごく一部に限定されている。<ref>http://www.sap.com/japan/campaigns/2010/ifrs/expert07.epx</ref>
<ref>http://www.sap.com/japan/campaigns/2010/ifrs/expert21.epx</ref>
 
== 意義と分析==