「介錯」の版間の差分
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HisStory999 (会話 | 投稿記録) 単なる時間短縮ではない。自ら喉や心臓を突く手間を無くす事を含む |
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{{Otheruses|江戸時代の習わし|漫画家|介錯 (漫画家)}}
[[Image:Seppuku.jpg|right|300px|thumb|切腹の様子を表した写真、人物の位置関係は構図の都合上ほぼ横並びになっている。後方で刀を振り上げているのが介錯人。]]
'''介錯'''(かいしゃく)とは、[[切腹]]に際し、本人を即死させて
== 概要 ==
ただ腹を切っただけでは人は即死しない。従って切腹では、割腹の後、自ら喉を突き通したり心臓を刺すことが正式な作法であったが、現実問題として難しい場合が多かった。そこで切腹を行う者の負担を軽減し、また即死できない本人が醜態を見せることのないよう、背後から首を斬って切腹を手伝う者が必要になった。後に切腹の儀礼化が進むと、介錯は切腹の作法として確立した。
首を刀で斬り落とすのには首の骨の関節を切る
剣
▲首を刀で斬り落とすのには首の骨の関節を切ること、身分地域により皮を残し切り落とすなどいくつかの作法が存在した。江戸時代中期以降になると切腹の儀礼化がさらに進み、いわゆる「扇子腹」の形式で行われるようになり、切腹人が小刀・脇差に見立てた扇子に手を伸ばそうとした瞬間に介錯することがほとんどであった。
▲剣術の未熟な者は手許を誤って何度も斬り損ねたり、刀を損傷してしまうことも多々あり、これらは非常な恥とされたため、介錯人には特に剣の腕の立つ者が選ばれた。[[三島由紀夫]]の自害の際に介錯人となった[[森田必勝]]は2度斬り損ねたうえに、刀を曲げてしまったといわれている。
介錯には切腹に限らず世話をするという広い意味もある。舞台芸能では世話をすることを介錯と称する。例えば、[[文楽]]などの古典芸能では小道具の受け渡しを介錯と呼ぶ。現代の[[演劇]]では、幕の開閉や役者の動作の補助などを介錯と呼ぶ。照明などの角度を変更するための介錯棒という道具もある。
== 伝承 ==
介錯は
== 関連項目 ==
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