「共犯」の版間の差分

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任意的共犯には共同正犯、教唆犯、幇助犯の3種がある。
 
;共同正犯 :複数の者が共同して犯罪を実行した場合、共犯者の全員が正犯として、別の共犯者の行為やその結果についても責任を負う(一部実行全部責任)こととなる。
;教唆犯 :人をそそのかして「犯罪」を実行させた者をいい、正犯と同じ刑が科される(刑法61条1項)。この教唆犯を教唆した場合を間接教唆と呼び、刑法61条2項により処罰される。さらにこの間接教唆者に教唆する場合を再間接教唆と呼び、これ以降の間接教唆を連鎖教唆と呼ぶ。連鎖教唆については刑法61条1項のような規定がないことからこれを処罰しうるか争いがあるが、判例は処罰を肯定する。
;幇助犯 :「[[正犯]]」を幇助した者をいう。幇助とは、正犯でない者が正犯の実行を容易にすることをいい、犯罪に使うもの(凶器など)を用意するといった物理的方法はもちろんのこと、正犯者を勇気づけるといった精神的方法でも幇助にあたるとされる。詳しくは[[幇助]]の項目を参照。
共同正犯は、各行為者が個別に犯罪を遂行し、惹起された法益侵害結果について各自の主観により個別の犯罪が成立すると考える。この説では「数人数罪」と捉える。
数人の間に実行行為を共同する意思があり、その行為と因果関係を有する法益侵害結果があれば共犯が成立することとなる。
 
=== 類似概念 ===
共犯と似た概念に'''同時犯'''がある。共犯は各犯罪者が一つの犯罪を行うのに対し、同時犯は各犯罪者が(過失を含めて)意を通じることなく偶然同時に同じ犯罪をすることを指す。この場合は、一部実行全部責任とはならず、各人の犯した罪の限度でのみ処断される(どちらが犯したか不明の部分がある場合は、その部分は両者とも不可罰となる)。例外として[[同時傷害の特例]]がある。
 
== 関連項目 ==
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